茨城県内某市役所様からの修理依頼で富士通FMV M5/807という、古いパソコンの修理がやって参りました。
通常、古いパソコンは修理断念される事をお奨めするのですが、今の環境を新しいパソコンに移行するにはかなりの出費になるという事なので、今回は修理を承りました。
当然、メーカーさんにもお問合せをされたそうですが、古いので部品が無いという素っ気ない回答だたとか...。
症状は電源が入らず、大元の電源が落ちてしまい、それ以来スイッチを押しても何も反応がなくなってしまったとの事...。
パソコンの10年も使えば様々な場所が劣化しています。
まずは、電源ユニットの検査から開始します。
カバーを外すと、思った通り、頭が膨らんでいる電解コンデンサが数個、目に飛び込んできました。
マザーボードの修理も必要ですが、まずは電源ユニットを検査します。
故障の根本的原因は電源ユニットで間違いありませんでした。
中を開けてみると、トランス周辺が黒く変色し、液を零したようになっています。
今回は修理ではなく、新しい電源に交換します。
電源ユニットは、元々の物とは螺子穴位置が違うため、ケースに取り付け用穴をドリルを使って穴あけをします。
電源ユニットを交換して電源ON、問題なく起動が出来ました・・・が、ハードディスクの回転の音がキューンと唸っています。
マザーボードの修理とハードディスクの交換も必要のようです。
ここまで修理するなら、あと3.4年は使えるように、悪い所は全部修理をしてしまいましょう。
マザーボードは、同規格コンデンサを14個交換します。
ハードディスクは、新しい160GBに丸々システム転送で、今の環境そのまま使えるようにします。
これなら、新しいパソコンへのシステム移行経費もかかりません。
良く言えば、タイミング良く電源ユニットが壊れてくれたお陰で安価に修理が出来、経費の節減にもなったという事ですかね...。
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