NEC VW770/R 起動出来ず。

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茨城県水戸市個人様からの修理依頼品 NEC VW770/Rという水冷式一体型パソコンの修理がやってきた。
元通りに使え、また、データの復旧もして欲しいとのご要望です。
故障内容はWindowsが起動出来ないという症状です。
ハードディスクの故障と断定し修理を開始となりました。
リカバリーディスクの作成もされておらず、何とか壊れたハードディスクからのリカバリー領域の救出作業を行います。

ハードディスクを外しデータ復旧マシンに接続、電源を入れるとスキャンディスクが走り出し、約4時間...。
修復が終わって中身を確認してみましたが、復旧ご希望の写真群はどこにも見当たりません。
不良セクタ内に埋もれてしまったのだろうか...。
Dドライブ内にはバックアップレンジャーファイルがあるので、少しでもここからデータ復元が出来る事を祈りばかりです。

スキャンディスクが終わって、そのまま新しいハードディスクに丸々コピーを行います。
コピー作業にこれまた約4時間、思った以上に時間がかかってしまいました。
どうやらコピーは失敗に終わったのかもと、パソコンに接続しリカバリーを開始するが思った通りリカバリーが出来ません。

こうなると、リカバリーディスクをメーカーに注文しなくてはいけません。
送料込み約11000円という費用はお客様の請求額にプラスになってしまいます。

そこで、OSをインストールして必要なデバイスドライバーを当てて修理をする方法に切り替えます。
NECパソコンには、デバイスドライバ、アプリケーションフォルダがあり、その部分の取り出しが出来れば何とか元の状態近くに修理が出来るのです。

もう一度元ハードディスクを復旧マシンに接続すると、これまたスキャンディスクhが走ってしまい、またまた約4時間の修復作業が始まってしまいました。
電源のON、OFFを何十回もされたそうなのでハードディスク自体は大きなダメージを受けているようです。

同時作業でパソコンにはOSのインストールを行います。
ところが...、途中でブルースクリーンが出て停止してしまいました。
どうやら、根本的故障原因はハードディスクではなく、別な箇所にあるという事が判ったのでパソコンの詳しい検査開始です。

故障の根本的故障箇所発見、メモリーの不良でした。
気温差の激しい時期に故障が多いのがメモリーです。
メモリーを交換し、先ほど丸々コピーしたハードディスクを接続し、リカバリーを始めるも途中ストップしてしまいます。
やはり、リカバリー領域も破損してしまっているようです。

ここで諦めてしまうのは簡単ですが、さらに、現在修復中のハードディスク内にあるリカバリー領域も修復をしてみる事に...。

すべてのパーティションの修復が終わったら、今度は、改めて丸々コピーを開始します。

 

こんどはどうだ!と、リカバリーを始めると、今度はスムーズに作業が進行している様子...。

なんと...半分諦めモードで作業をした事は好結果に、無事にセットアップ作業まで終了しまいした。
ここで安心は出来ないので、今度はリカバリーディスクを作成してみます。

無事に4枚のディスク作成に成功しました。
ここでも安心出来ないので、今度は、さっき作成したリカバリーディスクを使ってリカバリーを実行してみます。
またまた、何の問題も無くリカバリーに成功しました。
これで購入時の状態に修理完了です。
あとは、バックアップレンジャー内データを復元して作業完了です。

ところが、またまた問題発覚です。
バックアップされていた写真類は数十枚、たしか千枚近い写真が保存してあったということだったが...。

リカバリーしてしまったと思われるハードディスクから写真データの復元作業を開始します。

約3割はファイルが破損しており完全復元は出来ませんでしたが数百枚の写真復旧に成功、データを「復元データ」というフォルダに保存して作業終了です。

最小限に費用で大きな成果の上がった修理例でした...。

延べ修理時間、約28時間でした。

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このページは、松浦健次が2010年8月15日 08:49に書いたブログ記事です。

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