電源入らず 富士通デスクトップ D588/CX 東海村法人様から
東海村の法人様がパソコンの電源が入らないとご来店されました。
パソコンは富士通のビジネス向けデスクトップD588/CX、パソコンが動かない、使えないという状態しか認識されていないという事なので症状の確認作業からです。
起動に必要なキーボード等を接続して電源ON、一瞬は入るもののすぐに切れてしまいまた電源が入るを繰り返します。
故障個所の想定は電源ユニット、マザーボードの何れかでしょうという事でお預かり修理となりました。
電源ユニットを交換すると、微妙に違う感覚はあるものの同じ状態です。
マザーボードの故障が確定です。
入手したマザーボード、これまでに故障例が無かったので本当に?といった感じです。
マザーボードを交換して電源ON,無事に起動に成功です。
HDD自体は動作が遅いながらも故障が無かったので元環境のままお使いいただけます。
マザーボードが変更されたのでマイクロソフトオフィス等は再認証になります。
パソコンの故障という事の他に、動作がかなり遅かったという事から、パソコンが使えるようになるなら高速化もというご要望でした。
HDD自体には問題がなかったのでM.2 NVMe 500GBのSSDにクローン作成を行います。
M.2 NVMe 500GBのSSDは、元の搭載されていたHDDに比べて読み込み速度で約30倍も高速なので今後は動作が遅くてストレスという事はなくなるでしょう。
画面の赤い部分は、SSDの冷却用ヒートシンクですが、高性能SSDは高熱を発するため冷却用ヒートシンクを付けた方が長持ちさせるためには必須なのです。
パソコンの修理では、元通りの状態、環境で復活するというのがベスト、保存データも各種設定やプリンター、社内ネットワークなどなどが元通りであればすぐに使えるし、無駄な費用も極限まで少なく出来るのです。
また、使われている方からすれば、これまで通りなので何の違和感もなく通常通りの作業が出来るって素晴らしい事なのです。
パソコンのスピードも劇的に速くなったのでもう動作が遅くてイライラはないでしょう。