青い画面で起動不能 データ復旧依頼 からパソコン修理へ 日立市から
日立市のお客様が、パソコンの電源を入れると青い画面になり起動が出来ない,保存データの復旧がしたいとご来店されました。
パソコンはNECのメーカー直販モデル、カタログモデルとは型番が異なるのですが、型番の記録を忘れてしまいました。
カタログモデルで同等はPC-NX750A(2018年製)だと思います。
パソコンは買い替えを検討しているのでデータ復旧が出来ればというご要望ですが、買い替えるには勿体ない高性能パソコンです。
スペック的にはCPUにIntel Core i7、と十分すぎ、ストレージに256GBのSSDと1TBのHDDが搭載されているという高額モデルです。
青い画面になってしまった経緯というのは、パソコン使用中に気になる異音が発生したのでパソコンを叩いてしまったとか...。
HDDも搭載されたパソコンなので叩くという衝撃は絶対NG、衝撃でHDDが壊れてしまうからです。
パソコンの診断をすると、かなり遅いながらも何とかパソコンは起動させる事ができました。
しかし、動作がかなり鈍く、この状態でデータを取り出すには大変な時間を要する感じです。
どうやら、HDD側に障害があるようです。
やはり叩いたという衝撃で壊れてしまったのだろう。
HDDを取り外すと起動も動作も問題ないのでHDDの不具合決定です。
異音についても発生は無かったので買い替えから修理をするという方向転換です。
今回の修理内容は、256GBのSSDを1TBに換装、HDDは取り外し、データ移行はローカルディスクC,Dの両方からという内容です。
これで少しぐらい叩いても壊れないパソコンになるのです。
SSDは、C、Dドライブに分けて復旧データを再保存します。
気になる異音発生ですが、分解して冷却ファンのクリーニング、1時間ほどの動作確認を行います。
異音発生も無く、回転状況も良好なので交換する必要は無さそうです。
クリーニング前は上写真のようにゴミがたっぷりと蓄積していました。
パソコン内部は、パソコンを冷やすための空気を吸い込みます。
すると、部屋内のホコリなども一緒に吸い込んでしまいパソコン内部がゴミだらけになるのです。
修理後は、起動も動作もかなり速くなったと...、メーカーさんが使うSSDよりも性能の良いSSDを搭載しているので当然だと思います。
OSのクリーンインストールした事でも最大限SSDの性能を発揮出来たという事でしょう。