Buffalo 外付けHDD修理 水戸市
水戸市のお客様が、Buffalo製外付けハードディスクをFAT32でフォーマットしたいとご来店されました。
Buffalo 外付けHDDは、見るからに古く大丈夫かな?と不安がよぎりました。
パソコンに接続すると、内蔵ハードディスクが回転している様子がありません。
内蔵ハードディスクの故障?、HDDケースの故障?が考えられます。
このBuffalo 外付けHDDは、ACアダプター対応ではなく、電源内蔵タイプです。
永年使用していると電源回路部分が壊れてしまう事が多々あります。
早速分解して確認してみます。
想定通り、アルミ電解コンデンサー(台湾製?)の頭部分が膨らんでいます。(黄色枠部分)
基本的に、アルミ電解コンデンサーは耐久性がないため、電源を入れっぱなしにすると2年ほどで劣化してしまい、電源が入らないなどのトラブルが発生します。
日本製のサン電子、ニチコンなどを使っていればあまり壊れる事はないのですが、安価に製造されているため日本製が使われる事はほぼありません。
部品の品質が悪いのが原因で壊れてしまったのです。
交換したのはサン電子製2200uF 10Vを2個
これでBuffalo 外付けHDDの修理は完了ですが、内蔵ハードディスクの稼働時間が20000時間近いため、当社にあった使用時間が400時間ほどの中古HDDに入れ替えました。
ハードディスクのFAT32フォーマットは現在パソコンでは出来なくなっているようです。
方法は複数あるので何の問題もありませんでした。
電源内蔵型外付けハードディスクでは、この様な故障も考えられます。
修理だけなら僅かな費用で対応可能なのだが、データ復旧会社の多くはこの様な修理は行わず、高額なデータ復旧料金を請求してきます。
データ復旧の依頼先はよく選別された方が良いと思います。