日立市から DELL Inspiron14 7415 2-in-1 ヒンジ部分破損
日立市のお客様が、ノートパソコンにヒンジ部分が破損してしまい液晶画面がグラついているとご来店されました。
パソコンはDELL Inspiron14 7415 2-in-1、画面がクルッと回転してタブレットとしても使用できるという機能豊富なモバイルパソコンです。
この様な破損が発生する原因ですが、パネルを開く際に角部分に指をかけて開けているため、偏った負荷がヒンジ部分にかかるため破損してしまう様です。
固定されているネジは、簡単に説明するとプラスチックにナット部分が埋め込まれているため、ほぼプラスチックにネジ止めしているのと変わらないのです。
DELL PCでは、画面の中央部分に指掛けのような突起も無いため角部分からでなくては画面を開く事が難しいのでしょう。
また、ぷりすちっく自体の質も良いとはいえないのでは?と思います。
裏ケースを外す際に逆さまにしたら右側ヒンジが取れていました。
修理は無事に完了、2-in-1PCは時々で良いのですが、完全にクルッと回転させてあげると硬化防止をする事で破損防止になるかもしれません。
構造的には複雑なので優しくゆっくりと回転させる!、指かけ部分は画面の中央部分から。
パーツとして入手も可能ですが、液晶部分のアッセンブリです。
パーツ価格も40000円以上、交換工賃を含めると50000円以上の費用を要してしまうでしょう。
メーカー修理であれば70000円~90000円と高額です。
その前に、購入して2.3年でも部品が無いと修理を断られるかもしれません。
海外メーカーは、物作りの考え方が日本メーカーとかなり違うようですね...。
パソコンとは、使用環境やデータ保存など、とても大切な物、価格とスペックだけではないのです。