DELLデスクトップ OptiPlex9020 英語メッセージ 起動不能 Win11 24H2
水戸市のお客様がパソコンの起動が出来なくなったとご来店されました。
パソコンはDELLのスモールデスクトップPC OptiPlex9020、第4世代Intel CPU搭載モデルなので2014年製?、4年ほど前に中古PCといて購入された物だとか...。
英語メッセージは、起動するためのストレージが見つからない?という内容です。
SSDが搭載されていたので取り外して検査、全くアクセス出来ません。
SSDの故障確定です。
中古パソコンを購入されるお客さまには、また中古PCを購入されるか?、現在のパソコンの修理をされるか?で検討して頂きます。
結果、現在のパソコンを修理する方向で決定しました。
今回の修理内容は、SSDの交換修理、Windows11のクリーンインストールです。
Windows11は、これまでにも複数のバージョンがあり一つではありません。
今年の10月には、Windows10 22H2バージョンのサポート終了とともに、Windows11 22H2バージョンもサポートが終了するのです。
OptiPlex9020の場合、デフォルトでは「Legacy」になっているためBIOS設定で「UEFI」に変更する必要があります。
Windows11 23H2までは「Legacy」モードでもインストール出来たのですが、古いモデルでは「Legacy」モードでしか動作しないパソコンもあるためマイクロソフトが古いパソコンは排除する?という方向にしているのか?、24H2バージョンからは「UEFI」モードでしか動作しない機能があるのか?、その辺は不明です。
「Legacy」モードでOSのインストールをした場合、Windows11 24H2バージョンは起動出来ません。
無事に修理完了、OSはWindows11 24H2バージョンまでアップグレードしています。
今回お預かりしたパソコンには他にも問題があり、イヤホンジャックに折れたプラグが入ったままなのです。
当然ですが、スピーカーを付けても音が出来ません。
試行錯誤しましたが、折れたプラグを抜く事が出来ませんでした。
が、入ったままのプラグを少し削り取りスピーカーからの音だけは出るように改善しました。
パソコンの販売、保守などを行っている同業者(県内大手)?が、個人を装ってパソコンの故障個所、原因の特定するためだけに来店されるケースが増えております。
不調の原因が特定出来ないならパソコンの販売、保守事業はやらない方が良いのでは?、そういった診断のみだけの場合はお断りさせていただく場合がございます。