ヒンジ部分破損 DELL Latitude5590 徳島県法人様から
徳島県法人様からノートパソコンの修理依頼がやってきました。
これまでにも何度かご利用頂いているお客様です。
パソコンはDELL Latitude5590、パネルを開く際にヒンジ部分が破損しており「バキッバキッ」と音がして開きにくくなっています。
DELL PCには同様の破損事例がいくつもあり、破損の原因は構造的にもあるのでは?と思います。
パネルを開く際に、開けにくく角部分から開くため画面に歪みが発生してしまい、固定部分が貧弱なため割れてしまう様です。
分解して確認すると上写真のようにヒンジ部分が取れていました。
普通は、ネジのナット部分がプラスチックに埋め込まれている部分が割れるのですが、このDELL Latitude5590は接着剤固定でした。
接着面も少なく強度的には如何なものか...、薄型、軽量モデルではないのですがもう少し丈夫に作って欲しいですね...。
ネジ止めよりは接着剤固定の方が丈夫なはず?なのですが、使い方に問題があったのでしょう。
修理は完了、パネルを開く際の堅さの調整をして再発防止対策を行います。
画面の枠部分は両面テープで貼られていたので同様のテープで固定しました。
富士通、NECなどはパネルの開閉もスムーズなのですが、DELL、HPなどでは指を掛ける部分が曖昧なため角部分に指を掛けてしまいこの様な破損をしてしまうのでしょう。
ヒンジが必要以上に堅いというのも破損の原因かもしれませんね。