お酒零し、画面ヒンジ破損 東芝Dynabook T55/NG 行方市から
行方市のお客様が、パソコンのお酒を零してしまい電源が入らなくなったとご来店されました。
パソコンは東芝Dynabook T55/NG、2014年10月発売モデルです。
お酒零しでマザーボード故障の疑い、左側ヒンジ部分も破損、ストレージはHDDなので動作も遅い、外見的にも使用感が半端ないという状態です。
お客様は、パソコンの修理をして使い続けたいというご要望ですが、お話をお聞きしたところ、お仕事で使っている重要なデータがたくさんあるからという事でした。
パソコンの修理は何とかなりますが、その費用対効果はどうなのだろう...、修理費用は3万円以上、動作を速くするなら更に数万円であれば修理断念をオススメした方がお客さまにはメリットがありそうです。
データが重要ならデータ復旧をすれば済む事なのでお買い換えを提案させて頂きました。
現在当社には販売出来るパソコンの在庫がありません。
お客様に新しいパソコンを購入していただき、初期セットアップ、データ復旧、復旧データの移行、メールアカウント設定、保存データのバックアップシステム構築などの作業をさせて頂きました。
パソコンの初期セットアップは、本来お客様対面で行う必要があるためお預かりで出来る作業ではありません。
家電量販店などの有料初期セットアップは、とても重要な部分の説明が不足しているため、マイクロソフトアカウント自体を認識されている方がほとんどです。
最新パソコンの場合はなおさら、BitLockerで暗号化されているため48桁の回復キーも取得しておく必要があるのです。
アカウントに不備があれば回復キーを取得する事が出来ないのです。
壊れたパソコンのHDDには故障が無かったのでポータブルHDDとして再利用をオススメしました。
これで大切なデータのバックアップも完璧です。