2012年製 東芝Dynabook B452/25GY 高速化 Windows11アップグレード
水戸市のお客様が、Windows10のサポート終了に伴いOSのアップグレードをしたいとご来店されました。
パソコンは東芝のビジネスノート Dynabook B452/25GY、2012年製の古いモデルです。
買い替えも検討されていたそうですが、修理をすれば継続して使え、動作も速くなるならと修理を選択されたそうです。
まずは動作確認です。
電源ON、すぐに電源は入りますがタスクバーにアイコンが並ぶまでに約6分、それから操作可能になるまでに約1分という時間を要します。
搭載CPUがCeleronなので動作が遅いのは仕方がありません。
今回は、現状を維持するためにクローン作成、その後Windows11へとアップグレードするという作業内容です。
まずはクローン元の最適化作業です。
最適化後の動作は、少し良くなり起動時間も4分程度と大きく改善されたのでクローン作成を行います。
クローン作成後にパソコンに挿入して動作テストを行います。
が...、複数の不具合を発見。
WiFiが繋がらない、動作が遅い、一部のアプリが起動しないなど...。
クローン元の状態が想定以上に悪かったようです。
ここからは予定変更、OSのクリーンインストール、保存データの復旧移行という内容です。
本来は、こちらの方法をオススメしているのですが、WiFi接続やプリンターの再インストール、メールアカウント設定などの作業を要するためパソコンに疎い方にとっては元の環境に戻すまでが大変なんです。
出来る限りは当社で対応するので心配は不要なのですが...。
パソコンの操作が可能になるまでに6分以上も要していたのですが、修理後は約30秒で操作可能です。
勿論、新しいパソコンを購入される方が望ましいのですが、古いモデルでも大きく性能向上が出来るのなら修理をして永く使い続けるのも良いのではないでしょうか。