購入店で修理不能と言われた!2017年発売モデル 富士通ESPLIMO FH70/B1
動作が遅くなったので購入店に相談したところ、もう古いので修理不能と言われ新しいパソコンへの買い替えをすすめられたそうです。
パソコンは富士通のモニター一体型PC ESPLIMO FH70/B1、2017年5月発売モデルです。
OSはWindows10、第七世代Intel Core i7搭載なのでWindows11へとアップグレードするための要件は満たしていないモデルです。
ですが、動きが遅い以外は特に不具合は感じないので何とかしたいというご要望です。
家電量販店で最新パソコンを購入すると、パソコン本体で20万円以上、初期セットアップで約2万円、データ復旧移行で数万円、約25万円以上の費用を要してしまいます。
お客様が仰るには、この先何年生きられるか分からないのにそんな高額出費は勿体ないという事です。
確かに、高齢のお客様なので25万円の出費は大変です。
まずは状態の確認を行います。
電源ON、タスクバーにアイコンが並ぶまでに約4分、その後もマウスポインターがクルクル、操作可能になるまでに5分近くを要しました。
その後の操作もレスポンスが悪く、ワンテンポ待たなければパソコンが動きません。
どうやら、動作が遅いだけでHDDには物理的な故障は内容です。
今回の修理内容は、ストレージ(HDD)をSSD 500GBに換装修理を行い、その後にWindows11 25H2までアップグレードをします。
まずはクローン作成を試み、問題なければクローンSSDへと換装修理を行います。
費用的には、新品パソコンを購入して初期セットアップ、データ復旧移行までの約25万円の15%以下の費用で対応させていただきました。
高性能CPU Intel Corei7搭載モデルなので作業はスムーズでした。
マイクロソフトアカウントには不備がありましたが修正して万が一の場合に備えます。
修理後は、起動時間が約20秒で操作が可能です。
シャットダウンも約10秒、起動が遅いからスリープ状態を保つという方がいらっしゃいますが、パソコンの起動、シャットダウンってとても重要な事なのです。
古いパソコンて修理して永く使えるの?と思われる方も多いかもしれませんが、パソコンに使われている電子部品はそれほど劣化や消耗は無いのです。
また、間違いなく劣化する(アルミ電解コンデンサー)は使われていません。
最新パソコンの動作は速いです。
しかし、ストレージがHDDからSSDへと代替されたからなんです。
古いパソコンでもHDDをSSDへと換装修理をすればまだまだ現役で使い続ける事が可能なのです。
Windows11へのアップグレードも問題ありません。















