起動NG Lifebook AH45/K 日立市 Win10にも
起動が出来なくなったので修理するか、買い替えるかとお悩みというお客様がご来店されました。
パソコンは、富士通のノートパソコン Lifebook AH45/K、2013年発売モデルのようです。
OSも古いWindows8なので買い替える方向で検討中だとか...。
早速症状確認するとお客様のご申告通りです。
ハードディスクの故障と思われる症状なので簡易検査を行います。
想定通りハードディスクの故障で間違いありません。
使用時間が3958時間、計算すると、購入6年とし、毎日2時間弱を使ったという事になりますが、スリープ状態のままにしたりという事を考えるとあまり使っていないのに壊れた?という事になります。
当社の判断としては「壊した」という判断をしています。
パソコンとは、優しく扱わなくては簡単に壊れてしまう繊細な機械なのです。
お見積もりとしては、ハードディスクを500GBのSSDに換装修理、保存データの復旧移行という作業内容です。
修理、データ復旧作業が終わり動作テストをしていると、突然画面が真っ暗になったり、発色が異常になったりと別故障が確認されました。
お客様に確認すると、そういった症状が以前からあったと...、なるほど、それで買い替えを検討されていたのかと。
これから原因究明作業に取り掛かります。
まずは、液晶ユニットを交換してみたが症状は変わらずです。
LCDケーブルの接続状況を確認し、念のために一旦外して再取り付けを行いました。
すると、画面の発色状況に変化がありました。
故障個所はLCDケールの一部断線です。
パソコン側と液晶ユニットを接続するケーブルですが、パネルの開閉等によりケーブル自体が微妙に動くためにこの様なケーブル断線が発生する事があります。
ケースとしては稀ですが、発色不良などの場合には疑ってみるべき個所になります。
修理後は、Windows10にアップグレード、SSD換装修理で劇的に速いパソコンへと生まれ変わりました。
動きの速さはまるで別物です。
Windows7のサポート終了にともない新品パソコンの購入を検討されている方もたくさんいらっしゃると思いますが、安価なモデルを購入されると間違いなく公開されると思います。
買ってもあまり使わない物にお金をかける必要はありません。
買い替える前に一度ご相談ください。
最適案をご提案させていただきます。