TOSHIBA MQ01ABD100H データ復旧 結城市
VAIOのノートパソコンに内蔵ハードディスクに使われていたTOSHIBA MQ01ABD100Hのデータ復旧を行いました。
ハードディスクの状態は、BIOS上では認識されるものの、OS上では一切認識されないという重度の物理障害です。
数年間貯めていた大切なご家族のデータが大量に保存されており、一切バックアップを取られていなかったとか...。
こういったデータ復旧のご依頼がある度にお客様にご提案しているのですが、重要なデータは最低でも2か所以上に保存、更には、光学メディアなどにも焼いて保存するという二重三重のバックアップをお勧めしています。
パソコンも、外付けハードディスクも、光学メディアも壊れる!という事を想定してデータを保存しなければいけないという事です。
最近では、クラウドを使うという選択肢もあるのですが、保存容量を大きくすると追加の費用が発生してしまいます。
今回のTOSHIBA MQ01ABD100HはSSHD、ハードディスクとSSDとのハイブリッド?なのですが、衝撃に弱いハードディスクは、パソコンの扱い方によっては新品購入して僅か1ヵ月で壊してしまうお客様もあります。
基本的に、ノートパソコンは優しく丁寧に扱う事、これ大事です。
データ復旧の結果、ユーザーアカウントデータで約354GBの復旧が可能となりました。
サンプリングによるランダム検証では破損ファイルの検出はありませんでした。
復旧レベルとしてはかなり良い状態と言えます。
お客様は、WindowsとMac OSパソコンをお使いとの事なので、バックアップ外付けハードディスクは、両対応のexFATでフォーマットして保存、納品となりました。