DCプラグが折れて取れない Lenovo ideapad 330
ACアダプターのプラグがパソコンに刺さったまま折れてしまたと高萩市のお客様が宅配便を利用して修理のご依頼です。
当社の想定していたのは、角型のプラグ、ジャックだったのですが、届いた物は全くの想定外、細い丸プラグだったのです。
角型のプラグ、ジャックは準備していたのだが、ちょっと修理が困難です。
白枠部分がDCジャックです。
写真では分かりにくいと思いますが、折れたプラグが詰まっています。
Lenovoに問い合わせをされたそうですが、マザーボードの交換修理が必要と診断、修理費用が11万円だったそうです。
プラグ部分の部品が入手出来れば問題ないのですが、特殊形状なので見つかりません。
知恵を絞って詰まっているプラグを抜く作業を行いましたが抜けません。
あとは、ダメもとでジャック部分の金属カバーを開き、中のプラスチック部分を切り裂いて折れたプラグを抜く作業を行いました。
切り裂いてみると、構造的には想像以上に貧弱で、切り裂いた後は中央のピンがグラグラです。
折れたプラグは抜けたので、元の形状に戻すわけですが、補強をしても強度不足は否めません。
あとは、お客様に注意して使っていただくしか方法がありません。
当然ですが、ACアダプターも交換となりました。