起動不能 富士通NF50/X 2007年モデル
水戸市のお客様がパソコンの起動が出来なくなったとご来店されました。
パソコンは、富士通のノートパソコンNF50/X 2007年秋冬モデルです。
OSがWindowsVista、CPUがCeleron、搭載メモリー1GBと、OS的、性能的にもお買い換えをお勧めしたのですが、使用頻度はあまりないのに新品パソコンは不要なので安価に修理が出来るならこのまま使い続けたいというご要望です。
診断をしてみるとやはりハードディスクの故障と断定、交換修理をすればまたお使い頂けるようになるのだが、液晶パネルの状態を確認する必要があります。
当時はLEDパネルではないため、確実に劣化をするのです。
画面の明るさに斑があったり、照度が落ちていたりという部分を検査したうえでお客様のご要望にお応えしたいと思います。
液晶パネルの状態は想定以上に良いため修理を承る事となりました。
まずは、メモリーを増設して2GBに、ハードディスク(120GB)は250GBのSSDへと交換、OSはWindows7をインストールします。
Windows7は、サポート終了の筈ですが、Internet Explorer11までしか対応出来なかったのですが最近になってWindows7用のMicrosoft Edgeがインストール出来るためインターネットも問題なく使えるようになりました。
キチンとウィルス対策をしていれば問題なしと考えています。
WindowsVista用ドライバーが使えるためWindows7 32bitを選択しました。
性能的には非力なのでSSDを搭載しても驚くほどのは早さは感じませんが、以前のWindowsVistaの時よりは動作は断然速くなっていると思います。
2007年当時の富士通ノートパソコンは、致命的なマザーボードの故障って遭遇した事がないほど壊れないのです。
液晶画面が劣化しなければまだまだお使い頂けるでしょう。