DVDドライブ故障で来店されましたが...、NEC LS150MSR
水戸市のお客様が、DVDドライブが壊れたとご来店されました。
当社に来られる前に他社様に持ち込みされたそうですが、修理費用が40000円以上もかかるとか...。
確かに、メーカーホームページでは修理目安としてDVDドライブの修理は40000円以上と表記されています。
この修理費用ですが、20年前と変わらない料金設定なのです。
20年前なら仕方がないかもしれません。
何故なら、DVDドライブの部品代が30000円前後の価格だったからです。
現在では数千円という部品価格になっているので修理費用が安くなっても良いはずなのだが...。
パソコンは、NECのノートパソコンPC-LS150MSR、2013年発売モデルです。
お客様の不満点としてはその他に動作がとにかく遅いと...。
DVDドライブの修理費用に40000円以上もかかるなら買い替えも検討されていたそうです。
動作の遅い要因は、データ転送の遅いハードディスクだから、安価なパソコンだったため性能的に良くないなど、起動、シャットダウン、レスポンスの悪いパソコンは結局使わなくなってしまいます。
購入されて6年ほど経過しているので今回を機にサクサクと動作するパソコンへと生まれ変わらせる修理をする事となりました。
保存されているデータは一旦全てを取り出し、修理後に元ルートディレクトリに再保存します。
レスポンス良く動作させるために無駄なアプリ関連は一切インストールさせません。
これで劇的に動作が速くなり、使いやすいパソコンへと生まれ変わります。
CPUにCeleron Dual-Core 1000Mとメモリー4GBなので非力なパソコンですが、ハードディスクをデータ転送の速いSSDへと換装修理をすれば劇的に動作が速くなり、レスポンス良く動くパソコンへと生まれ変わるのです。
動作が遅いから、Windows7だから...、という問題でパソコンを買い替える必要はありません。
家電量販店内のパソコンサポートに相談すると、5年落ちのパソコンは古いから修理不能とお買い換えを勧められるそうです。
この10年、パソコンの性能は飛躍的にアップしていると思われているかもしれませんが、実はそれほど性能アップしていないのです。