曲がったUSBメモリーデータ復旧 水戸市
水戸市のお客様が、USBメモリーがパソコンに刺しても反応しなくなったとご来店されました。
このUSBメモリーは、少し曲がっていたのですが、問題なく使えていたのでそのまま使用していたと...。
基板側の半田付け不良が考えられるのでお預かりしての作業となりました。
USBメモリーはどこのメーカーか分からないノーブランド、ケース部分を破壊して中身を取り出します。
基板の半田付け部分を目視確認すると問題なさそう。
次に、プラグ部分を取り外して確認します。
すると、基板のプリントパターンが剥がれ発生しておりプラグ部分と一部のプリントパターンが取れてしまいました。
プリントパターンが剥がれずに残っていればケーブルを接続して読み込み出来るかもしれないが接続出来る部分が剥がれてしまってはどうにもなりません。
別方法としては、メモリーチップを剥がして直接データを読み出す方法です。
現状はこんな感じです。
右側の黒いのがメモリーチップです。
メモリーチップもノーブランドのようです。
データ復旧の結果、約800MBのデータ復旧が出来ました。
サンプリングによるランダム検証では破損ファイルの検出はされませんでした。
分解前の写真は撮り忘れです。