起動不能 DELL G3 3579 水戸市
水戸市のお客様が、パソコンの起動が出来なくなったとご来店されました。
エラーコードを確認するとハードディスクの故障では?という事です。
ご来店されたのは、お父様と娘さんのお二人、学生の娘さんが使われているパソコンだそうです。
パソコンは、DELLのゲーミングノートパソコンG3 3579、購入されて約2年だそうです。
起動系トラブルの多くはストレージにあり、破損だったり、OSの不具合だったりと原因は様々です。
分解してストレージを個別検査を行います。
ストレージには128GBのSSD M.2 SATAと1TBのハードディスクが搭載されていました。
右側がSSDなのだが、パソコンメーカーにバルク品として供給されている製品なのか?、メーカーが製品として販売しているSSDにはお目にかかる事がほどんどないSSDです。
DELLはこのタイプのSSDを多用しているようです。
個別検査をすると、何故か両方が壊れている様子?、データ領域が確認出来ないばかりか、ディスクの管理でも確認が出来ないのです。
システム用に128GBのSSD、データ保存用に1TBのハードディスクという構成だったのでは?と思われます。
何故壊れてしまったのか?
もしかしてシャットダウンせずに持ち運んでいたのでは?と娘さんにパソコンの使用状況をお聞きしたところ、やっぱり!、シャットダウンせず学校に持っていっていたという事でした。
ある意味、よく2年も持ちこたえてくれた!と感じました。
お客様の使用状況が確認出来たので、当社のご提案は下記の通りです。
SSD+HDDはやめて500GBのSSD一本にする。
M.2 NVMeの高速SSDを採用する。
これで万が一シャットダウンを忘れてバッグに入れてしまっても壊れる事がなくなるばかりか、動作も速くなる快適にお使い頂けます。
そもそも、大量のデータを保存する事はないので500GBのSSDで十分なのです。
パソコン自体も高性能なので、高速SSD効果もあり約2時間のお預かりで修理完了です。