画面真っ暗 2008年発売モデル NEC LL750SG6B
電源を入れると起動はしているのだが画面が真っ暗というNEC PC-LL750SG6Bの修理お持ち込みがありました。
2008年の発売と年代物モデルですが、インターネット接続はしていない、使い慣れたWORDが使えれば良いので何とか修理をしたいというご要望です。
新しいパソコンでは、画面の表示が同じにならないとか...。
解像度1280×800が良いのかもしれません。
電源を入れた直後には画面が表示されるのだが、少し赤味ががっておりバックライトの劣化が確認されました。
その後は画面が真っ暗になり、暗いながらも薄っすらと起動画面が確認できます。
バックライト切れ?インバーター基盤の故障?、もしかしてマザーボードの故障?と、複数の故障原因が考えられます。
バックライト劣化は間違いないのでパネルを好感しています。
あれっ?バックライトは交換しないの?と思われるでしょうが、バックライトの交換修理はここ2年以上なかった修理なので在庫していたバックライトは廃棄してしまったのです。
パネルを交換して電源ON、しかし症状は変わらずです。
次にインバーター基盤を交換してみましたが症状は変わらずでした。
更に、LCDケーブルを交換しても症状は変わらずです、
残りはマザーボードの故障という結果になるのだが、正常動作する同型モデルからマザーボードを抜き取って交換します。
最近では、古いモデルのマザーボード交換をしていないので少し手間取ってしまいましたが無事に交換作業が完了です。
やっと修理完了出来ました。
使い慣れたパソコンを永く使うという事は大切なのですが、OSも進化していくので新しいものに対応していくという事も重要だと思います。
最近では2002年発売モデル 富士通NB9の修理も行っていますが...。