「No bootable device」 HP ENVY x360 笠間市
購入して約1年、保証期間が切れた途端に起動不能になってしまったとか...。
パソコンはHP ENVY x360、2020年7月に発売されたモデルです。
CPUはRyzen 7、256GBのM.2 NVMe SSD搭載、13インチFullHDパネルが搭載されたパソコンです。
「No bootable device」と現れるという事は、ストレージ(SSD)に問題ありと思われますが、たった1年で壊れてしまうのだろうか?...。
まずは、SSDを取り外して検査を行う必要があります。
HPパソコンの多くは、ゴム足部分にメクラネジがあるのでゴムシール2か所を剥がす必要があります。
見た目で確認出来るネジはたった2本です。
ゴムシールを剥がすと10本ほどのネジが現れるので取り外します。
取り外したSSDはLITE-ON製?、LITE-ONにはSSDもあったのか...と。
使われていたチップはTOSHIBA製でした。
個別の検査でSSD故障を確認したのですが、SSDを外した状態で電源を入れると画面が現れたり、電源が落ちてしまったりと不安定な状態です。
もしかするとSSD故障がマザーボードまで壊してしまったのか?と思われる症状です。
SSDを交換し、OSインストールを試みてみるという事でお預かり修理となりました。
お客様はほぼ諦められているようですが、出来る限りの事は実行してみるという事となりました。
分解した状態で、数か所のケーブルを外して丸1日放置、手配したSSDが到着するまでこの状態のままです。
到着したSSDを取り付けてOSインストールを行います。
インストール段階でエラーや電源落ちなどがなければ無事にOSインストールを終える事が出来ます。
OSのインストールは何の問題もなくスムーズに完了です。
これからWindowsアップデートや動作テストを行うのですが、外したままの底ケースを仮付け状態にします。
ケース内の冷却構造は、底ケース有きの設計になっているからです。
外したままでパソコンを使用すると十分な冷却効果が得られずに故障してしまう可能性があります。
CPUがマザーボードに半田付けされるようになってからは発熱には注意が必要だという事からです。
電源が入らない、電源が落ちてしまうなど、修理前に確認した不具合は一切発生せず、電源ON、シャットダウンを数十回繰り返しても何の問題も見受けられません。
丸1日のYouTube動画再生も問題なしです。
修理は無理かもと、お客様にはご了承を頂いてしたのですが復活出来たようです。
故障したSSDがマザーボードに何らかの影響を及ぼしていたのか...?。
分解状態で丸1日放置したことでマザーボードに蓄積された電気が放電されたのか...、好転した要因は正確にはわかりません。
ともあれ、パソコン自体は元気でサクサク動作しています。
「No bootable device」 HP ENVY x360 笠間市
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