動作が遅くて使えない Dell Vostro15 3000 水戸市法人様
水戸市内の法人様から、パソコンの動作が遅くて使い物にならないので高速化をしたいとご来店されました。
パソコンはDell Vostro15 3000シリーズです。
購入した当時から動作が遅いため暫くの間使われていなかったとか...。
スペック的にはCPUにIntel Core i3-7020U 2.3GHz 2コア4スレッド、メモリー4GB搭載というモデルです。
このお客様は、以前に当社で高速化したパソコンを使われているため尚更遅いと感じられるのかもしれません。
実際に起動をさせてみると、お客様が仰られる通り起動が遅い感じですが、異常に遅いというほどではありません。
HDD搭載モデルで、定期的メンテナンスを行わなければこんな感じになるでしょう...。
パソコンとは、基本的にHDD搭載モデルは使われている方が定期的に「最適化」などのメンテナンスを必要としているのです。
HDD内を綺麗に整理する事でレスポンスが向上します。
パソコンの動作が遅い原因の一つとして使われている方のパソコンに対しての知識不足?もあるのです。
「デフラグ」or「最適化」を実行しなければ確実にパソコンの動作は遅くなるのです。
Windows95、98時代には、強制終了をすると次回電源を入れた時に「デフラグ」が自動で起動しましたよね...。
SSDのメリットは、レスポンスが速い、衝撃に強く壊れにくいなどいくつかあるのですが、その中でも「デフラグ」or「最適化」を実行する必要がないというのも大きなメリットです。
アプリ関連、保存データが極端に増えてくれば若干の動作は遅くなりますが、ほぼ以前と変わらない動きをしてくれるのです。
さて今回のDell Vostro15ですが、裏面ケースを外して中身を確認するとM.2 NVMe SSDの搭載が可能です。
2.5インチSATA接続SSDの場合は、データ転送速度が最速の物でも560MB/秒、M.2 NVMe SSDの場合は2000MB/秒位から7000MB/秒と劇的に速さが異なります。
当然ですが、性能の良いSSDは価格も高額です。
コスパをお考慮し、今回採用したSSDはM.2 NVMe SSD SAMSUNG 980 500GB データ転送速度読込3500MB/秒という比較的に安価で高性能SSDです。
起動、シャットダウンは劇的に速くなり、Core i7、SATA接続SSDを搭載したパソコンを凌ぐ速さとなりました。