キーが数カ所反応しない 東芝T552/48 小美玉市から
小美玉市のお客様が、キーボードの数カ所が反応が悪いとご来店されました。
キーを強く叩くと入力出来る事もあるが、全く入力出来ない時もあるとか...。
パソコンは東芝製ノートパソコンdynabook T552/48、CPUにIntel Core i7搭載というハイスペックモデルです。
お客様のお悩みの中に、動作が遅いので何をするにしても時間がかかるので改善したいというご要望もありました。
白いパソコンなのですが、キーボードには飲み物を零したような形跡が数カ所、飲み物零しがキーボードの入力出来ない部分を作ったしまったのでしょう。
キーボードは洗浄する事で改善される事もあるのですが、キーボードの形状から交換修理となりました。
また、お客様が仰られた通り起動もシャットダウンもかなり遅いようです。
高性能CPU Intel Core i7なのに...。
HDDを取りはずして検査をすると、代替処理が必要な不良セクタが発見されました。
使用時間は1483時間です。
壊れてしまった原因ですが、キー入力時に強く叩いた事が原因でHDDの故障を誘発してしまったのでは?と思われます。
HDDとは、些細な衝撃でも簡単に壊れてしまう繊細な機械な部品なのです。
動作が異常に遅かったのはHDDの故障が原因と思われます。
作業の内容としては、動作は遅いながらも動き自体は問題なさそうなので500GBのSSDへとクローン作成を行い、保存データや環境をそのまま引き継ぐように修理を行います。
作業を行うに当たって、不安な部分はHDDの不良セクタです。
クローン元が悪ければ出来上がったクローンSSDも良い物にはならないからです。
元はWindows8モデルだったのですが、購入時に某パソコン関連の会社がインストールしたスタートボタンがあります。
Windows10へとアップグレードした後には面倒で使いにくいスタートボタンです。
スタートボタンの無かったWindows8ではある程度便利だったのかもしれませんが、このスタートボタンが原因で不具合が発生したという事案もありました。
修理後は、起動に数分を要していましたが、パスワード入力画面が立ち上がるまでに約15秒、パスワードを入力するとすぐに操作が出来るという状態に大変身しました。
お客様は、園芸関連のYouTubeをよくご覧になるそうですが、「クルクル」回る事なく再生されるようになりました。
Windows11へのアップグレードも予定していたのですが、動作には全く問題はないのですがエラーが出てしまいアップグレードは出来ませんでした。
HDDの不良セクタが原因だと思われますが、クリーンインストールをすれば問題はないのですが、現在の環境をそのまま維持するために今回のアップグレードは行わない事となりました。