HDD故障修理 東芝Dynabook EX37MW 水戸市
水戸市のお客様がパソコンの起動が出来なくなったとご来店されました。
パソコンは東芝Dynabook EX37MW、2014年発売モデルです。
購入してからあまり使われていなかったそうですが、パソコンを使う機会があり起動させたらパソコンが立ち上がらないと...。
スペック的にはCPUにIntel Celeron 2955U 1.40GHz、RAM 4GBと非力なモデルのため、起動、シャットダウンが遅くレスポンスも悪い事から使わなくなってしまったのでは？と思われます。
CPUに高性能なIntel Core i7を搭載していてもHDD搭載モデルではその性能を発揮出来ないため動作は遅いのです。
せっかく高額で高性能PCを買ったのに...、とがっかりされている方も少なくないでしょう。
症状を確認すると明らかにHDDに異常では？と推測出来る状態です。
簡易検査の結果HDDの故障確定です。
使用時間を確認するとたった1388時間でHDDが壊れています。
パソコンの取り扱い方に問題があったのでは？、と予測されます。
電源が入っている状態でパネルを閉じたり、パソコンを動かしたりという行為はパソコンを壊してしまうのです。
スリープ状態なら大丈夫なのでは？、電源が入っている状態であればスリープ状態も一緒です。
ノートパソコンとは、手軽に持ち運べて便利なのですが、それは電源がOFFの状態での事であり、電源ONの状態では優しく丁寧に扱わなければ壊れてしまうのです。
壊れたHDDは500GBのSSDへと換装修理を行います。
搭載CPUがCeleronと非力なのですが、SSD効果で動作は劇的に速くなるはずです。
当社が採用しているSSDは、データ転送速度（読込）が560MB/秒、2.5インチHDDのデータ転送速度（読込）が110MB/秒ほどなので5倍速いという事になります。
Windows11をインストールするための要件を満たしていないモデルですが問題なくインストール、保存データの復旧も可能なのだが不要という事で修理のみとなりました。
修理後は動作も速くなり使いやすくなったと思います。
搭載CPUがもう少し上位の物であれば更に快適になったのですが...。
それでも以前と比較すれば劇的に速くなっています。
