遅い東芝Dynabookを高速化 水戸市内法人様
起動に3分~5分以上も要して起動も動作も遅いが速くならないかと水戸市内の法人様がご来店されました。
パソコンは東芝dynabook T65/DG、2017年6月発売モデルのようです。
スペック的には画面サイズ:15.6型(インチ) CPU:第7世代 インテル Core i7 7500U(Kaby Lake)/2.7GHz/2コア CPUスコア:3652 ストレージ容量:HDD:1TB メモリ容量:4GBと申し分ありません。
高性能パソコンなので購入当時は動作が速いと感じられていたそうですが、最近になって動作の遅さにストレスを感じられるようになったそうです。
劇的に速くする方法はHDDをSSDへと換装修理をする事でこれまでのご不満は一掃されるはずです。
まずは現状確認を行います。
お客様が仰られる通り起動に数分、タスクバーにアイコンが並ぶまでに5分近い時間を要してしまいます。
高性能CPU Intel Core i7なのに...。
動作は遅いながらもOSは問題なさそうなので、HDDを最適化した後にSSDへとクローン作成をする事となりました。
HDDの最適化にかなりの時間を費やしてしまいましたが無事クローン作成成功です。
作成したクローンSSDをパソコンに取り付けて動作テスト開始です。
動作テストの結果は問題なし。
電源ボタンを押して約20秒でタスクバーにはアイコンが並び操作可能に...。
YouTube動画も「クルクル」がほぼなし状態ですぐに再生されます。
レスポンスも良いためストレスなくパソコンをお使いいただけます。
シャットダウンは約12秒です。
SSDのメリットの一つに、ローカルディスクの最適化を行う必要がないため、パソコンを使っていくうちに動作が遅くなるという事はほぼありません。
また、衝撃に強いため地震の揺れなどで壊れる事もありません。
パソコンの動作が遅くなったのは保存データ量が増えたからだ!という方がいますが、それは知ったかぶり?、です。
ローカルディスクの最適化をする事である程度は改善されるので、動作が遅いというパソコンは最適化を実行してみてください。
また、メモリーを増設すればいいんだよ!という方もいらっしゃいます。
確かに、増設した分は幾分早くなりますが、劇的に早くはなりません。
パソコンが遅いからとメモリー増設をするのではなく、SSD換装修理をした方が費用対効果が大きいと思います。
今回の修理パソコンでは、データ領域使用量70GB程度でした。(保存データ僅か)
お客様がお引き取りに来店された際に動作確認をお願いしましたが、まるで別物になったと大変に驚かれておりました。
もっと早くに修理をすれば良かったと...。