処分したい?勿体ないですよ! VAIO VPCEH39FJ
水戸市のお客様が、使わないパソコンを処分したいとご来店されました。
パソコンはSONY VAIO VPCEH39FJ、2012年2月発売モデルです。
Windows7のサポート終了というタイミングで新しいパソコンへと更新されたそうです。
パソコン自体は、Windows7ですが動作に問題はありません。
不具合個所としては、無線LANが繋がらないという点だけのようです。
スペック的にはCPUにIntel Core i5、メモリー4GBという構成、画面も発色よく明るさも良好です。
外見的にも綺麗で色もお気に入りなのだが...、仕方なく処分するしかないと仰られています。
Windows7のパソコンは無料でOSのアップグレードが可能なのです。
場合によってはWindows11へのアップグレードさえも...。(動作確認要)
無線LANの不具合は、ワイヤレスのON、OFFスイッチの接触不良だろうと思われます。
2012年当時のVAIOに多い故障例です。
スイッチ自体を動かす事がないために接点不良によるON、OFF切り替えが出来なくなるという問題です。
この問題については接点復活材で解決出来ると思われます。
無事に修理完了です。
OSは最新のWindows11なのでこれから先数年はお使いいただけます。
心配だった無線LANですが、私の想定通りマザーボードに付いているマイクロスイッチの接触不良でした。
接点復活材を使った処置で問題解決です。
さて、修理後の動作状況ですが、電源ONを約16秒で操作可能に、シャットダウンは約10秒という早さです。
どうですか?勿体ないですよ、古いパソコンだからと諦めないでください。
最新パソコンで動作の速いパソコンへと生まれ変わるんです。
現在、円安の影響で海外で生産されているパソコン価格が高騰しています。
メイドインジャパンなんて嘘ばっかり、以前ニュースになっていたアサリの産地偽装と同じような感じです。
最終組み立てが日本であればメイドインジャパンになるのです。
パソコンのパーツはほとんどが海外製(輸入)なので為替がパソコン価格に大きく影響してくるのです。