BitLocker回復キーを求められ起動不能 DELL Inspiron
城里町のお客様が、パソコンの起動が出来ないとご来店されました。
症状は、BitLocker回復キーを求められるという回復キーが無ければ最悪の状態です。
パソコンはDELL Inspiron 5515、購入して1年ほど経過しているのですが新しいパソコンです。
DELLやHPのパソコンに目立つのですが、BitLockerで暗号化されているケースが多く、このBitLockerトラブルで起動が出来なくなるという事例が増えているようです。
問題なのは、使われているオーナーの方がBitLockerで暗号化されているという事を認識していない事なのです。
家電量販店などの初期セットアップ(有料)でもこの暗号化についてはお客様に説明していないのかも?BitLocker暗号化という事をを知らない店員さんもいるようですから...。
富士通製PCも最近では暗号化されているケースが増えてきたのですが、マニュアルをしっかりと読んでいれば「回復キー」の重要さを理解できるのですが...、マニュアルの無いPCでは知る由もなくトラブルになってしまうようです。
今回の電気屋さんはBitLockerの暗号化という事を知らなかったという事です。
お客様のご要望は、元通りに使えるようになるのがベスト、最悪の場合は保存データの復旧して使えるようにしたいという内容です。
回復キーは、マイクロソフトアカウントの中に保存されているケースが多いため、マイクロソフトアカウントに問題なければ「回復キー」を見つけ出す事が可能なのです。
ところが、マイクロソフトアカウントの登録メールアドレスに不備がありアクセス不能です。
購入店で初期セットアップも含めて購入されたそうですが、メールアドレスに記載ミスがあったためにマイクロソフトアカウントにアクセス出来ないのです。
本来必須の「本人確認」も取れていなかったのでは?、もしかすると、「本人確認」は必須だという事も知らなかったのでは?って思ってしまいます。
結局、「回復キー」は見つけられずです。
となれば、保存データ、購入済みマイクロソフトオフィスは諦めるという事となってしまいます。
そもそも、起動が出来なくなった原因は何なのか?、DELL PCに内蔵されている初期化機能を使ってリカバーを行います。
問題なくリカバリーが完了すればOSの不具合、又は破損という事になるのだが、結果としては無事にリカバリーは完了する事が出来ました。
が...、NVMe M.2 SSDなのに起動が異常に遅いのです。
長さがDELL規格?のNVMe M.2 SSDです。
今回はKingston製ですが、A-DATA、キオクシアなどもDELL PCには使われます。
このSSDをそのまま使うと不具合が再発する可能性があるので新しいSSDへと換装修理を行いました。
OSインストール後にSSDのベンチマークを測定してみました。
当社採用WD製SSDは読み込み速度が3614.47MB/秒、書き込みが速度が2473.32MB/秒という速さです。
気になったので付いていたSSDも速度計測をしてみました。
スコアがまるで違います。
が...安価なSSDの割には意外にもそれなりの速度が計測されました。
故障前の頃には起動もかなり遅かったそうですが、修理後は起動に約10秒と劇速です。
保存データについては復元できなかったものの、代替前の不調パソコンからデータを復旧して移行するという方法で何とか最悪のピンチは切り抜けられました。
マイコンピューターを開いてディスク部分に鍵マークが付いていれはBitLockerで暗号化されています。
マイクロソフトアカウントにサインインし、デバイスの中の詳細で確認してください。
その際には必ず本人確認が要求されます。
とっても重要なので、マイクロソフトアカウントはしっかりと管理してください。
BitLocker回復キーを求められ起動不能 DELL Inspiron
パソコン修理・データ復旧 茨城県水戸市 パソコン救急病院ジャムテック
宅配便利用で日本全国パソコン修理・データ復旧に対応致しています。
修理費用はどれ位?日数は?データ復旧は可能?など、お気軽にお問い合わせください。
パソコン救急病院ジャムテックでは、2年後、3年後、4年後…、またご利用頂ける様、お客様目線でパソコン修理に取り組んでおります。
修理をするのが得なのか、損なのか、これまでに積み重ねてきた経験と実績で最適案をご提案させて頂きます。
パソコンが変?、と感じられましたら早めにご相談ください。
