ログイン不能 富士通Lifebook AH42/E1 マイクロソフトアカウント失念 城里町
城里町のお客様が、パソコンを起動するとパスワード、またはPINの入力をして起動させるのですが、入力窓に見たことのない文字列が表示されパスワードの入力も出来ず起動不能とご来店されました。
お客様のご要望は、保存データの復旧、元通りに使えるようにというご要望です。
パソコンは富士通Lifebook A42/E1、スペック的には安価なAMD CPUが搭載されたモデルですが、SSD搭載なので起動が出来るように修理をすればまだまだお使いいただけます。
修理方法としては、保存データを一旦退避させ、修理後に元場所に戻し、メールアカウント設定などの作業内容となります。
が...、マイクロソフトアカウントを失念されており、マイクロソフトオフィスの再インストールが難しい事が判明、初期セットアップ時に走り書きしたメモがあったはず?、という事なので探して頂きます。
データ復旧、パソコンのOSインストールは問題なく完了です。
お客様からお預かりしたセットアップ時のメモを参考にしてマイクロソフトアカウントにサインインします。
しかし、そのマイクロソフトアカウントは存在せず、アカウントの記録に誤りがあったようです。
@マーク以降を変更してサインインするとアカウントはヒットしたのでいくつかのパスワードを試しましたが当たりません。
どうやら、プロバイダーのアカウント登録情報とマイクロソフトアカウントの登録情報とが混在して記憶、記録されているようです。
そんな中からヒントを発見、まずはアカウントの捜索です。
いくつか試してこれは?を発見、パスワードもいくつか試して無事にヒット、これでマイクロソフトオフィスの再インストールが可能です。
無事に修理完了です。
マイクロソフトアカウントの不備の修正、プロバイダーのメールアカウント設定、マイクロソフトアカウントのメール設定などの作業を行い修理完了です。
マイクロソフトアカウントは財産です!
製品購入は3万円~4万円、サブスクの場合は年間21000円以上の費用を要します。
また、最近のパソコンは暗号化されているのでマイクロソフトアカウントが不明だと回復キーを調べる事も出来なくなるため保存データも諦める事になってしまいます。
マイクロソフトアカウント(メールアドレス又は電話番号)は財産なのでしっかりと確認。記録を取っておきましょう!