「アメリカン?F1キー??F2キー?」2014年製 富士通 D583/JW 笠間市
笠間市の法人様が、パソコンの起動が出来なくなったと電話でお問合せがありました。
お話をお聞きしたところ、「アメリカン?F1キー??F2キー?」みたいな画面になるとか...。
パソコンが不調になり、内臓電池の交換をされたという事です。
パソコンは富士通ESPLIMO D583/JW、2014年発売モデルのようです。
壊れたら機械が止まってしまうという重要なパソコンだそうですが、10年も経過しているのに危機意識がちょっとという感じです。
この画面です。
これは、内臓電池を交換した事で、BIOSの設定がリセットされたために再設定をしてね!というメッセージ、F2を押して日付を修正すれば問題はすぐに解決ですが...。
パソコントラブルからの交換という事であれば修理が必要です。
ネットの情報で、パソコントラブルは内臓電池を交換する!みたいな事を紹介しているサイトが存在していますが、それは状況次第なのです。
とりあえずパソコンは無事に起動、問題が無いようにも思うのですが、トラブルがあったという事からストレージの故障を疑います。
取り外して検査をすると、やはり想定通りHDDの故障確定です。
約32000時間の起動、ここまで運よく壊れなかったようです。
お客様のご要望は、現状のままで使えるようにという事ですが、HDDが物理故障なので実際に作業をしてみない事には判断出来ません。
クローン作成をする前にHDDの最適化作業を行い、ダメ元でクローン作成を試みます。
HDDの最適化が功を奏したのか、無事にクローン作成が完了です。
SDDをパソコンに装着して無事起動すれば問題ありません。
無事に起動、動作テストも問題ありません。
Windows7にしか対応していないソフトがインストールされているそうです。
日付も設定して問題解決です。
パソコンは壊れます。
代替の無いパソコンは、危機感をもって早めに対策をされる事をオススメします。