フリーズして動かない Dtnabook T45/GD 大洗町
大洗町のお客様が、パソコンがフリーズして動かなくなるとお持ち込みされました。
パソコンは、東芝Dynabook T45/GD、2017年夏モデルのようです。
型落ち特価パソコンだったため、かなり安価に購入出来たそうです。
あまり使わないので性能的には気にされていなかったらしいですが、実際に使われた期間は1年とちょっとだそうです。
早速検査をすると、フリーズしている様子はなく、動作が遅いために連続してパソコンに命令してしまうのが原因でフリーズした様な状態になっているようです。
フリーズした様になってしまう原因は、パソコンの動作が遅いというのが原因です。
このモデルのスペックとしては、パソコンの心臓部CPUにIntel Celeron 3865U 1.80Ghz、メモリー4GB、ストレージ(HDD)1TB、画面15.6インチFullHD。
動作が遅くなるのも仕方がないかも?、パソコン、特にハードディスクモデルは、メンテナンスをしながら使わないと動作がどんどん遅くなり使い勝手が悪くなります。
ハードディスクモデルの場合、仮に速いといわれているCore i7搭載モデルでも新品状態でさえ起動に約1分近い時間を要します。
Windows10になってからは更に遅くなったように思います。
お客様のご要望は、動作を速くして使いやすくしたいという内容です。
動作を速くするには、SSD換装修理がベスト、同時に、メモリーも増設すれば更に動作が速くなり使い勝手の良いパソコンへと生まれ変わります。
保存データの復旧、移行を含めた作業を行うのですが、MS Officeの再インストールが可能な環境を調べてみると...、何と、ライセンス認証が取れていない?。
購入店で全部セットアップしてもらったそうですが、セットアップミス?、マイクロソフトアカウントは設定されているものの、MS Officeの登録がありません。
残念ながら、プロダクトキーが記載されていたカードを紛失されてしまってます。
こうなると、再インストールが難しく、新たにMS Officeを購入しなければなりません。
当社の行った作業としては、1TBだったHDDを500GBのSSDに換装、4GBだったメモリーを8GB増設して12GBに、これで非力なCeleronがカバー出来、レスポンスの良いパソコンへと生まれ変わりました。
修理後のパソコンをお客様に動作確認して頂きましたが、これまでとは雲泥の差で速くなったと大変にお喜びでした。
起動に約20秒、シャットダウンに約10秒という速さです。
MS Officeの件については別方法で問題解決しました。