SONY VPCL248FJ Windows10に...。
水戸市のお客様が、Windows10へのアップグレードをしたいとSONY VAIO VPCL248FJをお持ち込みされました。
このパソコンは中古で入手されたとか...、おそらくはヤフオクとかの個人売買ではないかと推測します。
このモデルは、2012年発売モデルでスペック的にはCPUにIntel Corei7、メモリー8GB搭載、おまけに256GBのSSDに換装されているというものです。
スペック的には申し分ありませんが、画面の右上に破損があります。
早速Windows10へのアップグレード作業を行いますが、エラー連発でアップグレードが出来ません。
次に、メディアを使った方法を試みるもDVDドライブが壊れていてこれもダメです。
USB接続のDVDドライブを使うもアップグレードが出来ないという内容のメッセージが現れてこれもダメです。
こうなると、クリーンインストールをするしか方法がありません。
USB接続のDVDドライブではファーストブート設定が出来ずダメ、USBメモリーブートを試みるもこれもダメ、最終手段は、搭載されているDVDドライブを先に交換修理をする必要があります。
比較的に新しいパソコンだとUSBメモリーブートの設定も出来るのだが、この部分については古いパソコンは少し面倒です。
OSのクリーンインストールをする前に、バックアップすべき部分があります。
SONYパソコンでは、ドライバー関連のインストールが一部出来ないため、予めドライバー類のバックアップを取っておく必要があります。
C/windows/driver このフォルダーを丸ごとバックアップします。
出来れば、壁紙などもアックアップしておくと良いかもしれません。
DVDドライブ(このモデルはブルーレィ)を交換修理をしていよいよOSのクリーンインストールを行います。
Windows10にアップグレードするとテレビ機能は使えなくなるので予めお客様にはご了承を頂きます。
Windows7だった時にはSSD搭載を感じないほど動作が遅かったのですが、Windows10をインストールした後には動作もかなり速くなりました。
パソコンにあまり詳しくない方には中古パソコン購入はオススメしません。
安価に入手出来ても、今回のように修理を依頼するのでは折角安価に入手出来た物でも追加費用が掛かってしまいます。
また、以前実際にあった案件ですが、予めウィルスを仕込んで販売されていることがあったりするようです。