DELL Optiplex780 水戸市法人様
水戸市内の法人様が、パソコンの起動が出来なくなったとご来店されました。
このパソコンは、会社の財務関連データを管理されている物で、データ復旧だけでも何とかしたいというご要望です。
パソコンは、DELLのデスクトップパソコンOptiplex780、10年ほど前のモデルです。
早速症状を確認すると、電源を入れるとブルースクリーンになり再起動を繰り返します。
OSは、Windows10にアップグレードされています。
このOptiplex780は、CPUにCore 2Duoが搭載されているモデルですが、Core 2Duoになってからは、発熱量が大幅に軽減されたためマザーボードの傷みが少ないため修理をしても損にはなりません。
見た目が同じOptiplexの中には、Pentium4、PentiumuDが搭載されたモデルがあるのですが、発熱が原因でほとんどがマザーボードに傷みがあり、修理をしなければ安定動作をさせる事ができません。
また、マザーボード故障が再発してしまったりと修理断念おすすめするケースも多々あります。
起動系トラブルの場合、OSに不具合があったり、ハードディスクに問題があったりと様々なのですが、ブルースクリーンの場合はその他にメモリー、電源ユニット、アプリケーションなどに原因がある事があり、故障原因の特定が難しい場合もあります。
ハードディスクを簡易検査すると不良セクタはなさそうだが、リードエラーについては検査に時間がかかるので今回は省いてしまいます。
早く修理をしたいというご要望なのでハードディスクをSSDへと換装修理を行い、動作テストを数時間行う事で修理を続行します。
10年も動作していたのでハードディスクの劣化が間違いなく、比較的に故障の多いハードディスクが使われていたので交換修理で問題解決出来るというこれまでの修理経験からの判断です。
修理完了後の動作テストも問題なしです。
保存データも綺麗に復旧出来たので元のルートディレクトリに再保存しました。
ハードディスクの寿命は5.6年とも言われています。
古いパソコンをお使いの方は保存データのバックアップをしっかりと行う事をおすすめします。