電源入らず マウスコンピュータ 水戸市
水戸市のお客様が、パソコンの電源が入らないとご来店されました。
パソコンは、マウスコンピューター製デスクトップパソコン、CPUにはIntel Core i7 7700、メモリー16GB、SSD 240GB、HDD 2TBというなかなかのパーツ構成です。
電源が入らない場合、一番先にチェックするのは電源ユニットですが、マウスコンピューター製となるとマザーボードの故障も想定しなければいけません。
まずは、電源ユニットを正常品に交換して電源ON、しかし症状は変わらず電源が入る事がありません。
通常、電源ケーブル接続時にはマザーボードのLEDが点灯するのですが、LEDはどこにも見当たらず、通電していない状態です。
となれば、マザーボードの故障確定で間違いなさそうです。
使われていたマザーボードは、H110M4-M01というノーブランドマザーボードですが、詳しく調べてみると、どうやらECSというメーカー製の様です。
ECSマザーは、BOX品として販売されていない?、ほとんどがバルク品と言って、製品ではなく部品としてパソコンメーカーに納められていて、安価なパソコンに良く使われています。
何故安価なのか?、安価なパーツを使い安価に製造し、安価に販売しているからなんです。
交換要マザーボードは、同型は入手不可のため、別メーカー製のマザーボードに交換します。
日本の正規代理店の扱っているBOX品、ASUS製を使います。
Intel CPUは、新世代とともにソケットを変えてくるので、製造終了しているためマザーボードの選択肢はありません。
入手出来たのはH110M-K、M.2対応だと良かったのだが仕方がありません。
マザーボード以外のパーツは検査をして問題ない事を確認しましたが、ちょっと不安だったのは240GB SSD、温度が基準値よりも少し高かったので、容量で余裕のある500GBに交換しました。
保存データはデータ復旧作業を行い、修理完了後に元ルートディレクトリに再保存します。
問題なのは、Windowsのライセンス認証です。
マザーボードの情報でライセンス認証されているため、マザーボードを交換してしまうと認証が取れなくなるのです。
別途にWindowsライセンスが必要となります。
パソコンは無事に修理完了です。
パソコンを購入する際、使われているパーツを意識した方や良いのですが、何が使われているかなんてわかりませんよね...。
マウスコンピューター...。スペックの割にはなかり安価なので購入されてしまう様ですね。
当社にご注文いただいたオーダーパソコンでは、マザーボードが壊れたとい故障例はほぼありません。
メーカーが日本の正規代理店経由で販売しているBOX品は品質的に安心なのです。