他社様で修理不能 NEC LL750LS6B データ復旧修理
水戸市のお客様が、パソコンの起動が出来なくなったので保存データの復旧とパソコン修理が可能なら修理もしたいとご来店されました。
当社にご来店される前に他社様に持ち込んだらしいのですが、データ復旧料金が高額なうえにパソコン修理不能と新しいパソコンの購入を勧められたそうです。
パソコンは、NECのノートパソコンPC-LL750LS6B、2013年発売モデルですが、CPUにIntel core i7、メモリー8GB搭載と、当時としてはほぼ最上位モデルです。
他社様の場合、パソコン修理はメーカーに依頼されているようなので、メーカーでは責任期間が経過したパソコンの修理は出来ないのです。
検査をすると、ハードディスクの故障で間違いありません。
使用時間が約2500時間、パソコンの扱いが悪いとハードディスクは簡単に壊れてしまうのです。
おそらくは、起動中にパネルを閉じたり、パソコンを動かしたりという事をされてしまったのではないだろうか...。
ノートパソコンが動かせるので電源が入っていない時だけ、スリープ状態でも電源は入ったままなのです。
ハードディスク搭載モデルは優しく丁寧に扱うようにしましょう。
キーボードを強く叩くのもNGですよ。
パソコンを購入されて7年目?で、約2500時間の使用という事は、パソコンをあまり使っていなかったという事になります。
スマホがある現在では、電源を入れて直ぐに起動しないパソコンは原電を入れるだけでも面倒なのです。
仮に、電源を入れて直ぐに使えてサクサクと動作するパソコンへと生まれ変われば、スマホでは得られないたくさんの情報が簡単便利に取得出来るとすればどうでしょう?
当社では、パソコンの修理に価値を与え、便利で使いやすいパソコンへと生まれ変わらせます。
データ復旧、パソコン修理は無事に完了です。
ハードディスクが壊れただけのパソコン修理は何の問題もないのですが、データ復旧には少し時間を要してしまいました。
当然、壊れているハードディスクからデータ復旧をするのですから、全てが復旧出来るというわけにはいかないのです。
写真データで2つのファイルに破損があり、データ復旧作業が2か所でストップしてしまいました。
この2枚の写真は諦めて作業を進める事とし、保存データはほぼ復旧に成功しました。
ハードディスクの状態が悪かったので仕方がありません。
データ復旧作業については、壊れたハードディスクの状態によって優先順位を決めて作業を行う事もあります。
今回は写真データが最優先でした。
壊れたハードデぃスクは高速SSDへと換装修理を行ったので、修理後は起動に約16秒、シャットダウンに約8秒、ネットサーフィンもサクサク、さすがにIntel Core i7は速いと感じました。
SSD500GB搭載で同等性能の新品パソコンは15万円以内では購入出来ないかもしれません。
他社様のデータ復旧料金内でパソコン修理とデータ復旧が出来ています。
パソコンが古いからと新しいパソコンの購入を検討されている方、新しいパソコンが性能アップしていると思ったら大間違いです。
私が思うに、この10年で20%程度の性能しかアップしていないのでは?と思っています。