VAIO VPCCB38FJ 2011年モデル データ復旧修理
ひたちなか市のお客様が、パソコンを起動すると青い画面になり起動が出来なくなったため、家電量販店に持ち込みされたどうですが、店内修理スポット(クリニック)に案内されたそうです。
順番待ち時間が約1時間、症状を伝えると、パソコンを診る事も無く修理不能と...。
それなら保存データだけでも復旧して欲しいと伝えると「ほぼ無理です」と言われてしまったそうです。
診断もせずに結果が出せるなんて神様?...。
仕方なく新しいパソコンを購入する事に決めたそうですが、初期セットアップに1週間を要するという事でキャンセルし同時にパソコン購入も同時にキャンセルされ当社にお問い合わせがありました。
パソコンの価格は、初期セットアップ料金(約16,000円)を含めて約18万円だったとか...。初期セットアップ料金は割引価格だそうです。
パソコンを購入したら一番先に行うのが初期セットアップです。
みなさん!、初期セットアップって簡単なんですよ。
購入店にお金を払って行う事ではありません。
実は、パソコンがしゃべってくれるので指示される通りに進んで行くだけ、ちょっと面倒なのはマイクロソフトアカウントを作成してサインインする部分だけだと思います。
マイクロソフトアカウントを作成する際、アカウント、パスワードを忘れないようしっかりと記録を取ってください。
NECだったかな?、マニュアルにセットアップ手順が書いてあり、マイクロソフトアカウントとパスワードを記録しておく個所があったりと、とっても親切です。
マイクロソフトオフィスは、このマイクロソフトアカウントでサインインしなければ使う事が出来ません。
アカウントに紐づけしてしまえばプロダクトキーも不要になります。
さて、今回のパソコンですが、電源を入れると下記の症状に...。
ブルースクリーンと言われていましたが、ファイルシステムに不具合がありディスクチェックが立ち上がりました。
ハードディスクの検査をすると、想定通り故障で間違いありません。
パソコンの壊れる部分で一番多いのがハードディスクです。
ハードディスクは、パソコンメーカー、例えばNEC、富士通、東芝、ソニーなどなど、メーカー独自のパーツではないため保守期間が経過してしまっても部品が無い!て事はありません。
使用時間が41,851時間に対して電源投入回数が3,943回と...、ここから解かる事は電源の入れっぱなしです。
やはり使わない時にはシャットダウンするという事は、パソコンを壊さないためにもとっても重要な事なのです。
4万時間以上も使えたという事でそれはそれで良かったのかな?と思います。
他社様ではデータ復旧も無理と言われたそうですが、データ復旧可能、もちろんパソコン修理も可能です。
Windows7パソコンですが、Windows10をインストールし、高速SSDを搭載するので起動もシャットダウンが速く、何をしてもストレスなくお使い頂けます。
復旧データは、ユーザーアカウントだけで約511GBを復旧出来ました。
ハードディスクは壊れた状態ですが、比較的に軽度の物理障害でした。
これのデータ復旧が出来ないなんて...、考えられないです。
搭載したSSDは、保存データが多かったので1TBを選択しました。
動作が劇的に速くなる使いやすくなったので、Windows10のサポート終了予定の2025年まで使えるだろうと思います。
今回の修理代金は、1TB SSDを搭載、データ復旧修理で他社様のデータ復旧料金程度です。
今回、新品パソコン(18万円)を購入した場合と比較すると、データ復旧を含めても約25%ほどの金額です。
パソコンは、販売終了後の5年後にはメーカー責任の保守期間切れてしまうためメーカーでは修理を受け付けません。
また、家電量販店では、メーカーに修理依頼をするため、保守期間(販売終了5年)を経過してしまったパソコンの修理は出来ないのです。