中古で購入 1週間で起動不能 VPCL237FJ 水戸市
パソコンの起動が出来なくなったと水戸市のお客様がご来店されました。
パソコンは、SONYのモニター一体型デスクトップパソコンVPCL237FJ、2011年の冬モデルです。
お客様にお話をお聞きしたところ、ネットで購入した中古パソコンだとか...、購入してまだ1週間した経っていないらしいです。
正常動作品としてか、ジャンク品として購入されたのかは聞きませんでしたが、購入後は動いていた物がたった1週間で起動出来なくなるだろうか...。
ネット販売は購入元をしっかりと確認する必要があります。
中古パソコンには、ノーブランドのパーツが使われていたり、再生パーツが使われる事もあるのでパソコンに疎い方にはオススメできません。
家電量販店内の修理受付のところに持ち込まれたそうですが、BIOSから入ってリカバリーメディアが無ければOSの再インストールが出来ないという返答だったとか...。
ハードディスクはSSDへと換装されていたのですが、このパソコンが販売されていた当時は、ストレージ内にリカバリー領域があるため、SONYの場合、電源を入れてF10ボタンを数回押せばリカバリーが出来るはずなのです。
試しにテストをすると、リカバリー機能が立ち上がります。
家電量販店の修理受付の店員さん、意味の分からない事を言っています。
電源を入れてF10ボタンをおすだけで良いのです!
試しにリカバリー領域からリカバリーを試みます。
何の問題もなくリカバリー完了、OSは元々のWindows7です。
しかし、問題はここからです。
この後、Windows10へとアップグレードするのですが、OSのDVD、USBメモリーを使っても途中でストップしてしまいます。
Windows10のクリーンインストールを試みるもストレージにパーティション作成が出来ないためにインストールが出来ません。
OSのインストールが出来ない場合は、メモリー不良も考えられるので検査をするも問題なし、どうやらSSD自体に問題がありそうなので新品のSSDへと交換します。
使われていたSSDは台湾製で私の知らないメーカーの物でした。
Windows10のインストールは無事に完了です。
VAIO VPCL237FJの場合、Windowsアップデートでは拾ってこないドライバーがあるため、元SSD内に保存してある物を使います。
大画面23.8インチ、CPUにはIntel Core i7、メモリー8GB搭載モデルなので動作はキビキビと...。