電源入るも画面真っ暗 富士通Lifebook AH77/C2 常陸太田市
常陸太田市のお客様が、パソコンの画面が点かなくなったとご来店されました。
パソコンは、富士通Lifebook Ah77/C2、15.6インチLED、CPUにIntel core i7搭載、ストレージには250GB SSDと1TB HDDが搭載されたハイスペックモデルです。
早速症状を確認すると、お客様がおっしゃる通り電源が入るが画面は真っ暗なままです。
外部モニターにHDMI接続するとしっかりと起動画面が現れます。
診断結果としては、液晶ユニット故障、LCDケーブル断線、マザーボード故障などが想定されます。
意外に思われると思いますが場合によっては組み立てミスも想定出来ます。
上写真が現品です。
画面枠がかなり細くなっていますね...。
使われているパネルは、ネジ止め部分がない画面枠細い高解像度FullHDパネルです。
この形状のパネルは、粘着の強い両面テープで固定されているため交換作業にかなりの手間を要します。
メーカーでは、上半身部分のアッセンブリ交換修理になるのだろう、以前に画面破損でパソコン購入店に修理依頼をしたところ、修理見積額が85000円だったそうです。
以前はパネルだけの交換修理では7万円ほどだったので大きく値上がりしています。
まずは、ケーブル接続部分の組み立てミスを確認します。
液晶部分を取り外す作業から行うのですが、裏ケースを外し、液晶部分のヒンジを固定しているネジを外すのですが、LCDケーブル、無線LANケーブルの他にもう1本外します。
また、電源ジャックを固定している金具を外さなければ固定されたヒンジ部分が外せないという構造になっていました。
液晶部分を外したら、カバー固定ネジ2本を外します。
メクラカバーが付いているので事前に外しておきます。
ここからの作業がとっても難しく、綺麗にパネルを外すのですが、強力両面テープがなかなか剥がせないのです。
焦らず、時間をかけて外さなければ入手の難しい両面テープも交換する羽目になってしまいます。
また、外す際に、固定用ベース部分を変形させてしまうと元通りに組み立てが出来なくなります。
LCDケーブル接続部分はしっかりと固定されていたので組立ミスは大丈夫、あとはパネルの交換で画面が点けば液晶ユニットの故障という結果になるのです。
液晶ユニット交換で無事に修理完了です。
LEDの液晶ユニットは、長寿命で何年使ってもほぼ劣化は無いのだが、稀に、今回の様な故障が発生する場合があります。
パネルの製造ロッドなどで若干ですが品質に差が出るようです。
言い換えれば、壊れるロッドのパネルは同じように壊れる?のかもしれません。
今回搭載されていたパネルは、中国メーカーのBOEでした。
交換に採用したパネルは台湾のInnolax製です。
電源入るも画面真っ暗 富士通Lifebook AH77/C2 常陸太田市
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