黒画面に白文字英語メッセージ 2010製 VAIO VPCF128FJ
電源を入れると黒画面に白文字英語メッセージが現れて起動が出来ないと小美玉市のお客様がご来店されました。
パソコンはSONY VAIO VPCF128FJ、2010年6月発売モデルです。
テレビ視聴機能が搭載された大画面16.4インチという当時としては高額モデルです。
症状を確認したところ使用年数からハードディスクの故障でしょう。
ハードディスクの簡易検査では想定通り故障で間違いありません。
以前、お問い合わせのあった件ですが、某家電量販店に2012年製VAIOをWindows10にしたいと持ち込みしたところ、Windows10対応機種ではないので出来ませんと言われたそうです。
Windows7、8,8.1モデルは、OS代がかからずアップグレード出来るのです。
当社で扱った案件ではアップグレード不能というモデルはありません。
テレビ視聴機能など、メーカー独自の一部アプリがWindows10では動作保証できないからとアップグレード対象外とホームページなどで公開されているのです。
そもそも、メーカー独自のアプリ関連を多用している方は少ないためにさほど問題視する事ではないと思います。
メーカーさんも不親切?、Windows10ようにアプリ関連の更新プログラムを配信してくれれば良いのですが...。
今回のお客様のご要望は、保存データの復旧移行、SSD換装修理で動作が速くなるようにという内容です。
2010年発売モデルですが、画面の状態もそれほど悪化していなければ修理をされた方が絶対にお得なのです。
パソコンの一番消耗する部分はハードディスクです。
経年劣化や僅かな衝撃による故障など、確実に劣化、故障が発生する所なのです。
ハードディスクの状態がかなり悪かったためにデータ復旧に時間がかかってしまいましたが問題なく修理完了です。
CPUはIntel Core i5、メモリー4GB搭載モデルですが、グラフィックスにnVIDIA搭載されているので動作はサクサクです。
日本メーカー製パソコンは、販売終了後5年を経過したモデルは修理が出来ません。
出来ないというよりは修理をしない?受け付けない?、いつまでも修理をしてしまうと新しいパソコンが売れなくなるからでしょうか...。