WinXP HP COMPAQ 電源入るも画面映らず
水戸市内の法人様より、パソコンの電源は入るが画面が真っ暗なまま起動が出来ないとご来店されました。
パソコンは、HP COMPAQ WindowsXPモデルです。
今でもお仕事で使われているらしく、このパソコンが使えなくなると大変だという事なので修理を承りました。
使用年数から、まあ~そうなるだろう...。
マザーボードの劣化が原因で壊れたのだろうと推測出来るからです。
パソコン内部を目視確認すると、想定通りアルミ電解コンデンサー数個の頭が膨らんでいます。
黄色丸部分のコンデンサーがパンクして頭が膨らんでいます。
詳しく見てみると容量違いで3種類、同ロッド総数13個の交換が必要です。
アルミ電解コンデンサーの交換で復活出来るとは断言できませんが、まずは交換してみます。
交換に使うコンデンサーは、品質の良い日本製、ニチコン、サン電子製を使います。
なぜアルミ電解コンデンサーが劣化してしまうのか...?
それは、パソコン内の冷却不足が原因なのです。
上写真は、CPUヒートシンクを外した裏側です。
中央の銅の部分はCPUに密着するのですが、黄色枠部分は蓄積された埃の塊です。
この汚れに蓄積がパソコン内で十分な冷却が出来なくなり熱くなる事でパーツの劣化を誘発してしまうのです。
WindowsXP時代のモニター一体型パソコンはほぼ全滅です。
CPUの熱と、液晶モニターの熱でパソコン内部が高熱になりアルミ電解コンデンサー壊れてしまうのです。
現在のモニター一体型パソコンのほとんどは、CPUにノート用が使われています。
ノート用は発熱が少ないため、少し性能を落としてでも発熱の少ないCPUを使っているのです。
お掃除をするとこんなに綺麗になるのです。
定期的にクリーニングを行っていれば延命出来たであろうと思われます。
基本的に、海外製アルミ電解コンデンサーは、日本製の物と比べると寿命もかなり短いようです。
特に重要部分には日本製が使われていたり、修理後は日本製に交換されていたりと、日本製コンデンサーは明らかに品質が酔うのです。
同ロッドのコンデンサー13個を交換しました。
購入されてから15.6年は経過していると思いますが、幸いな事にハードディスクはまだ大丈夫なようです。
しかし、WindowsXPパソコンは、そろそろ保存データのバックアップをされ、代替えを検討された方が良いと思います。
WinXP HP COMPAQ 電源入るも画面映らず
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