HDD故障 SONY VAIO SVF155NESB ひたちなか市
ひたちなか市のお客様が「No bootable device - insert boot disk and press any key」とメッセージが現れて起動が出来ないとご来店されました。
お客様は、ハードディスクの故障が疑われるが、保存データの復旧とパソコンの修理をしたいというご要望です。
当社に来店される前にSONYに問い合わせをされたそうですが、保守期間を経過しているため修理不能という返答だったそうです。
パソコンは、販売終了後5年を経過するとメーカーの修理義務がなくなり修理不能という返答をするようです。
確かに、何時までも修理をしていると新しいパソコンが売れなくなってしまいます。
診断の結果は、お客様が仰れれていた通りハードディスクの故障で間違いありません。
このVAIO SVF155NESBは、CPUにIntel Core i7、メモリー8GB、ストレージに1TBのSSHD(SSDとHDDのハイブリッド)が搭載され、画面が回転しタブレットモードでも使えるという多機能パソコンです。
私的には欲張り過ぎ?と思うのは、タブレットモードで使うには、衝撃に弱い1TBのSSHDは使うべきではない!と考えます。
ストレージ容量は少し小さくしててでもSSDを搭載するべきだと思います。
何故なら、タブレットは起動した状態で持ち運びをしたり、手で持って使ったりとするためハードディスクという機械が壊れてしまうからです。
ハードディスクとは、些細な衝撃でも簡単にこわれてしまう繊細な機械だからです。
多くのタブレットは容量が小さいという不満があるのですが、ネットやメールが中心なのでそれはそれで良いのです。
搭載されていたのはWestern Digital WD10S12X HDDと比較すると少し動作が速くなるのだがSSDと比較するとかなり動作が遅いのが現状です。
もしかすると、SSD搭載モデルと勘違いして購入してしまったのかもしれません。
家電量販店の店員さんも、専門知識を有さずカタログを見て商品情報を勉強していますから...。
Intelオプティンメモリー+HDDも同様です。
リカバリーメディアは無くても修理は可能です。
お客様の要望で1TBのSSDへと換装修理を行いました。
ハイスペックだけに動作は快適です。
画面を回転させるとタブレットとしても使えて大変便利です。
データ復旧は残念ながら重度物理障害のため、予算的にお客様に検討していただくレベルでした。