起動不能 HP ProBook 430G5 水戸市法人様から
茨城県の方なら誰もが知る有名企業のシステム担当者様が、パソコンの起動が出来なくなったとご来店されました。
3月には同型4台の修理をさせて頂きましたが、また同型別パソコンが起動出来なくなったという事です。
大手企業様は、パソコンを更新する際に数十台レベルで更新される事が多いため、同時に導入したパソコンが同時期にトラブルになるようです。
パソコンは、前回同様HP ProBook 430G5、保存データの復旧についてはお客様側で対応出来たとの事なので、今回はパソコンの修理のみとなります。
修理内容は、前回同様、ハードディスクは500GBのSSDへと換装修理を行います。
前回修理をさせて頂いたパソコンは、動作が速くて快適と、社内でも評判が良いとの事でした。
さて修理開始という段階で、パソコンの電源が入らない事が発覚、暫く使用していないとこの様な現象になってしまう場合があります。
まずは、分解して内蔵バッテリーを取り外し、数十秒間バッテリーの放電を行います。
以前のノートパソコンの多くは、簡単にバッテリーが外せたため簡単な作業だったのですが、比較的に新しいモデルは、底ケースを取り外さなければバッテリーを外す事が出来ません。
分解するには、ネジを数本外すのですが、ネジ自体もメクラシール、ゴム足なので隠されているため分解が難しくなっています。
このHP ProBook 430G5の場合、隠れネジはなかったのですが、ケースのはめ込みが堅くてなかなか分解作業に手間取ってしまいました。
バッテリーの放電で問題は解決、SSDを装着してWindoed10 proをインストールします。
修理完了後は、起動もシャットダウンも速く、とても使いやすく生まれ変わりました。
まだWindows7のパソコンを使われている企業様、パソコンの更新をお考えの場合、現状、動作に問題が無ければSSDへの換装修理をお勧めします。
クローンを作成た後にWindows10へのアップグレードを行うという方法ですが、現状の環境をそのまま引き継ぐ事が出来るため手間と時間、それよりも多額の経費が節減出来るのです。
新品パソコンに、会社独自のアプリ関連、マイクロソフトオフィスのインストールなどを行うと、1台当たり20万円ほどの費用がかかってしまうのではないでしょうか...?
現状を維持したままWindows10へとアップグレード出来れば1台当たり30000円ほどでパソコンの更新が出来てしまうのです。
この大変なコロナ過の中、無駄な経費は極力少なくしていきましょう!
当社のお勧めは、まずは1台試してみては?、その結果次第でほかのパソコンはご検討頂ければと思います。