ブルースクリーン NEC LS550MSW 水戸市
水戸市のお客様がパソコンの起動が出来ないとご夫婦でご来店されました。
パソコンは、NECのノートパソコンPC-LS550MSW、2013年5月発売モデルです。
電源を入れると青い画面になりQRコードが現れるという症状です。
一般的にブルースクリーンとかブルーバックと言われる状態です。
ブルースクリーンは、ハード的トラブルの場合とソフト関連(OS)トラブルの両方が考えられるため簡単には原因を特定する事が出来ないのです。
確率的にはハードディスクトラブルが多いのですが、OSの不具合でもブルースクリーンにはなりえるのです。
診断の結果、ローカルディスクCの空き容量不足が原因ではないかと思われます。
ユーザーアカウントのデータだけでも751GBもあり、その他を含めると1TBの容量がほぼパンパンです。
これでは、パソコンが動作するために必要な領域が作れずにブルースクリーンになっているのでしょう。
HDD自体は物理的故障は見受けられません。
ユーザーでーたの他に、領域を圧迫する部分としてはローカルディスク(C)/ユーザー/ユーザー名/AppData/Roaming/Apple_Computer/のデータ使用領域を確認しましょう。
iPhoneを使われている方の中には、データはほとんどないので空き容量が無くなってしまった!というお客様がいらっしゃいます。
今回は、バックアップデータで約217GBも使われていました。
Apple_Computerのバックアップデータはどう使ったら良いのか...?、いずれにせよ古いバックアップは削除した方が良いと思います。
通常は見えないフォルダーなので、「表示」をクリックし「隠しファイル」にチェックを入れないと見えてこないフォルダーです。
iPhoneをお使いの方は確認してみてください。
古い日付けのバックアップデータを削除してみましょう。
今回の修理は、搭載されていたHDDを500GBのSSDへと換装修理、取り外したHDDからユーザーデータのコピー別HDDにバックアップ、取り外したHDDのすべてのパーティションを削除してフォーマット、バックアップデータを外した元HDDにコピー、外付けHDDケースに収めてポータブルHDD化してバックアップ用として再利用します。
バックアップデータの中で一番多いには写真関連ですが、ランダム検証では重複データ?ではなく連射撮影が大量だったので無駄?削除可能なデータ?の整理をご提案いたします。
若いご夫婦だったのですが、パソコンはいiPhoneのデータバックアップと年賀状作成程度しか使っていなかったとか...。
まあそうなってしまうのも頷けます。
パソコンは起動が遅い、動作が遅いとなればいつでも電源の入っているスマホの方が何をしても速いのです。
使わない物に費用をかける必要はありません。
しかし、SSD換装修理で劇的に動作が速くなったらどうでしょう?
起動もシャットダウンも速くなり、とっても使いやすくなったら、大きな画面で見た方が目にも優しいし、両手を使った文字入力の方が便利なのです。
また、お子様にもどんどんパソコンを使わせてください。
最近では、パソコンのタイピングが出来ないという大人?が増えているそうです。