起動に5分以上が16秒に...NEC VN790DS 日立市
電源を入れてパソコンの起動画面になるまでに5分以上、その後も数分待たなければ操作が出来ないと日立市のお客様がご来店されました。
パソコンは、NECのモニター一体型PC-VN790DS、製品情報を調べてみると2011年3月発売モデルです。
お客様のご要望は、SSD換装修理で動作を速くしたいという内容です。
パソコンの起動確認をします。
電源ボタンを押して3分ほど待つと、画面は真っ暗なままマウスポインターだけのままWindowsの起動音が鳴りました。
それから更に3分ほど待つとWindowsの起動画面が現れます。
PINコード入力窓が現れるまでに約20秒、PINコードを入力して完全にパソコンが起動するまでに1分以上を要します。
起動後の操作も思うようにいきません...。
もうこれは修理を諦めて新しいパソコンへの買い替え?
そんな事はありません。
遅い部分を早い物へと交換すれば問題は解決です。
一説によれば、比較方法は不明ですがSSDはHHDの4倍速いとも言われています。
まずは、現状の環境をそのままSSDへとクローン作成をダメもとで試みます。
案の定、クローン作成は失敗、仕方なくOSのクリーンインストール、データの復旧移行という作業内容となりました。
電源ボタンを押してパソコンの操作可能になるまでに10分ほど、シャットダウンにも5分以上を要していたのだが、SSD換装修理後は起動に約16秒、シャットダウンに約10秒という速さに改善されました。
10年前、2011年の発売モデルですがSSD換装修理で蘇るのです。
古くなったからパソコンの動作が遅くなった?、パソコンが動くために必要な物、保存データはHDD(ハードディスク)の中にあるため、データ転送の遅いHDDではパソコンがスムーズに動いてくれないのです。
また、高機能のWindows10は、Windows7や8と比較するととっても重いOSです。
Windows10にアップグレードするならHDDをSSDへと換装修理をするべきなのです。