起動に約5分?東芝Dynabook T45/TWY 笠間市
笠間市のお客様が、電源を入れて起動に3分~5分もかかるとご来店されました。
家電量販店の展示品を安価に購入したからなのだろうか?と...。
パソコンは、東芝Dynabook T45/TWY、動作が遅いのは、OSの不具合の他に性能不足が考えられます。
また、最適化などのメンテナンスをしていないというのも原因の一つだと思われます。
HDD(ハードディスク)搭載パソコンは、基本的にパソコンの使用者が定期的に最適化などのメンテナンスを行いながら使うという事が大切なのです。
スペック的にはCPUにCeleron Dual-Core 3215U(Broadwell)/1.7GHz/2コア、搭載メモリー4GBという構成です。
動作を速くするにはSSD換装修理という方法で問題解決します。
基本的には、OSのクリーンインストール、データ復旧移行という方法がベストなのだが、問題はマイクロソフトオフィスの再インストールです。
作業を開始する前にマイクロソフトアカウントの状況を確認します。
とにかく動作が遅いので確認作業も大変、マイクロソフトアカウントでサインインしたままなのでマイクロソフトアカウントは確認出来ましたが、お聞きしていたパスワードには誤りがありました。
サブスクリプションを確認すると、導入済みオフィスが見つかりません。
アカウント情報が未完成状態のようです。
このままではマイクロソフトオフィスの再インストールが出来そうもないのでこのままクローン作成という方法を選択します。
クローン作成後に起動させ、マイクロソフトアカウントの再設定をする事となりました。
無事に修理は完了、問題のあったマイクロソフトアカウントを修正し、サブスクリプションを確認してOffice2016H&Bが表示される事を確認しました。
これで、万一の場合もマイクロソフトオフィスの再インストールも問題ありません。
4GBだったメモリーは4GBを追加して8GBに、起動は、電源ボタンを押してから約20秒ほどで操作可能という状態まで高速化出来ました。
お客様に動作確認をして頂きましたが、「これならストレスがない」と大変にお喜び頂けました。
元々の性能があまり良くないモデルでも劇的に速くなるのです。