また来た～ドスパラ ガレリア 水戸市｜茨城県水戸市 パソコン救急病院ジャムテック

水戸市のお客様が、パソコンの起動が出来なくなったとご来店されました。
パソコンは、ドスパラ ガレリア、購入してまだ2年ほどしか経過していないとか？...。

電源を入れるとBIOS画面が立ち上がるという事ですが、ブートデバイスを認識していない？...、また来たか～という感じです。
そうです、ドスパラ ガレリアで同様の故障修理が今回で5件目、ほぼ2年使って壊れています。
ドスパラ ガレリアと言えば、スペックの割には格安でBTOパソコンを販売しているのですが、安価なパーツを使っているためか当社では考えられない故障が発生しています。
側板ケースを開け、中身を見ただけで故障個所の特定完了、これまでの4台も同じパーツ構成だったからです。

PHISON？、どうやら台湾メーカーらしいのですが、ノーブランド？という分類のメーカーだと思います。
スペック的には最大読み込み速度3500MB/秒と悪くはありません。
SSD自体にも寿命はあるのですが、それにしても2年で壊れるというのは品質が悪い！と言えるのではないでしょうか？
安価なのだから仕方がない？、という考え方もあるのかな？って思います。
このSSDは、パソコンに接続しても中身が見えないどころか認識さえされませんでした。

ドスパラのパソコンは、以前に比べて極端に故障が減少しています。
以前はMSI製のマザーボードを多用していたため故障多発だったのですが、最近ではASUS製へと変更してからは故障が大幅に減少しているように思います。
マウスコンピューターは今でもMSI製を使い続けていますが...。

今回お預かりしたパソコンは、アドビ関連のソフトを使うためにハイスペックのパソコンを購入されたとか？...。
ビデオカードのRTX2070という高性能ビデオカード、搭載メモリー32GB、CPUにはIntel Core i7 9700と、使用目的を考えると無駄の多いパーツ構成だなって感じます。
当社で製作するなら、ビデオカードは2ランク下の物にし、その価格差分でIntel Core i9 9900Kを選択して性能重視の構成を選択すると思います。
また、Core i7 9700は、省電力CPUなのでベースクロック周波数が3.0GHzなんです。
同じCore i7なら9700K ベースクロック周波数が3.6GHzを選択された方が良かったかな？って思います。
9700と9700Kの価格差は数千円だったはず、0.6HGzの差は体感的な速さで違いを実感出来るはずです。

ユーザーの中には、Core i7なら性能が良いと思い込んでいる方がほとんどだと思いますが、Core i7にも種類があるのを認識されると良いのかな？って感じます。

修理は無事に完了です。
今回採用したSSDは、SAMSUNG製の最大読み込み速度3500MB/秒というM.2 NVMeです。
当社でもSAMSUNG製SSDを使っていますが、丸3年間、年中起動したままでも何の問題もありません。
SSDの価格はSAMSUNG製が基準になっているのかな？っていうほど品質が良いのです。

韓国メーカー製ってどうなの？と思われる方も少なくないと思いますが、メモリー関連で一番信頼できるメーカーだと私は思っています。
日本のパソコンメーカーNEC、富士通、今はない東芝は以前から韓国のSAMSUNGかSK HYNIXが多く使われています。

今回の修理の後、ドスパラ ガレリアの同SSD搭載モデルを続けて2台修理をしています。
これで同型SSD搭載7台の修理、何れも購入して2年ほどだそうです。

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