電源入るも画面真っ暗 NEC NS150HAG 水戸市
水戸市のお客様が壊れたパソコンが2台あるので修理可能かとお持ち込みされました。
1台目はNEC NS150HAG、製品情報を確認すると2017年7月発売モデル、2代目は富士通SH75/M、2014年1月発売モデルです。
2017年当時?、富士通SH75/Mが壊れてしまい、家電量販店に持ち込みされたそうですが、修理費用があまりにも高額だったためにNEC NS150HAGを購入したという経緯だそうです。
もしも、安価に修理が可能なら2台とも修理をした伊藤ご要望です。
まずは富士通SH75/Mの状態から確認です。
HDD故障は間違いなし、重度の物理障害です。
SSD 500GBを搭載して高速パソコンへと修理を行います。
NEC NS150HAGより富士通SH75/Mの方が性能が良いため優先的に修理を行いました。
富士通SH75/Mの修理は問題なく終了、SSD効果もあり動作はサクサクです。
次にNEC NS150HAGの診断開始です。
電源を入れると、起動はしている雰囲気なのだが画面は真っ暗なままです。
パイロットランプが小さいのでとてもわかりにくいです。
外部モニターにHDMI接続をすると、起動は遅いながらもWindowsが起動出来、PINを入力すればWindowsが起動出来る状態になります。
パソコン側モニターは真っ暗なままですが、外部モニターで映るなら液晶パネルの故障?という可能性があります。
マザーボードの故障が原因という事もあるので確定は出来ません。
そこで、新品のパネルに交換して起動確認を行います。
使われていたパネルは、15.6インチHD光沢です。
常時在庫はあるので検証を開始したいのですが、このNEC NS150HAGは、液晶部分の全周が両面テープでビタビタ貼り付けられています。
額部分を取り外すのが大変でした。
パネル交換後は画面表示OK、液晶パネルの故障で良かったです。
マザーボード故障の場合、メーカーでしか修理が出来ないばかりか、その修理費用は約9万円?という金額になってしまいます。
動作が遅いのは仕方がありません。
CPUにIntel Celeron、HDDモデルなので...。