2011年秋冬モデル 東芝Dynabook T451/57DW 高速化
那珂市のお客様が、パソコンの高速化をしたいとご来店されました。
このお客様は、以前に別パソコンが起動出来なくなった際に、当社で修理をさせて頂いたのですが、その時にSSD換装修理を行っており、そのパソコンがすこぶる速くて調子が良いため同じように快適に使えるようにしたいというご要望です。
パソコンは、2011年の秋冬モデルT451/57DW、CPUにはIntel Core i7搭載というハイスペックモデルです。
ハイスペックモデルなのに起動に約2分以上を要するためにほとんど使わなくなってしまったという事だそうです。
現状は、遅いながらも起動には問題がないため、あらかじめ最適化を行った後にクローン作成という手法で対応させて頂きました。
ベストな修理方法としては、OSのクリーンインストール、データの復旧移行という方法なのだが、マイクロソフトオフィスなど、アプリケーション関連は再インストールになってしまい、元の環境を作り出すために少し手間がかかってしまいます。
マイクロソフトオフィス(2010)のディスクも紛失されているそうです。
クローン作成後に起動させ、最新のWindows10 20H2をインストールしています。
ほとんど使われていなかったのか、OSバージョンも古いままでした。
修理後は起動も速くレスポンスも劇的に速くなり快適にお使い頂けるように改善されました。
最新モデルは、発熱量、消費電力が少なくなってしますが、性能的には劇的に?というほどではないのです。
確かに、ベンチマークスコアなどは良くなり、処理速度は大幅に上がっているように紹介されていますが、グラフで表してるほど体感的には実感出来る幅ではないのです。
10年経っても半導体といわれるパーツは、劣化や消耗をしないのです。
半導体と言われている代表的は部分は、CPU、メモリー、LED液晶パネル、マザーボードに使われている個々のパーツです。