空き容量が無くなった 富士通AH56/E 水戸市
多くのデータを保存していないのにパソコンの空き容量が無くなってしまったと水戸市のお客様がご来店されました。
パソコンは富士通のノートパソコンLifebook AH56/E、2011年10月発売モデルです。
これまで壊れずに使ってこれたのは運が良かったというべきでしょう。
ローカルディスクC、Dともに339GBの容量なのだが、C側が空き容量不足で真っ赤に、D側もほんの僅かな空き容量しかありません。
保存データを確認すると、写真データ、音楽でーたが少しといった感じです。
お客様に使われているスマホはiPhoneでは?とお聞きしたところやっぱり...。
iTunseを使ってパソコンと同期させるとバックアップをどんどん作るようになり、パソコン内のデータ領域を圧迫していまうのです。
user→AppData→Roming→Apple_Computerの中にバックアップを作るのですが、上書きではないのでどんどん増えてしまうのです。
過去には、250GBのSSDで200GBもバックアップがあったという事もありました。
その他の問題点としては少し動作が遅いという事です。
まずは、空き容量を空ける作業を行います。
user→AppData→Roming→Apple_Computer中で不要な物を全て削除します。
削除後はディスクのクリーンアップを数回、D側は、富士通独自のバックアップデータが200GBほどあったので削除してしまいます。
このバックアップは、使い方を認識していなければ何の意味もない物となり、Windows10で使うのはスキルを要する作業に成増。
また、バックアップ日時も古いもので不要な物なのです。
不要なデータを削除したら上写真のように空き容量が大きく増やす事が出来ました。
また、動作が遅いという問題はCドライブ側の最適化をする事で大きく改善されます。
SSD搭載モデルと比較するとかなり遅いのですが、HDD搭載モデルとしてはこんな感じでしょう。
幸いにもWD製HDDが搭載されていた事が良かったようです。
製造ロッドでToshiba製が搭載されていたりするのですが、2011年当時のToshiba製HDDは故障多発でした。
Windows11ねのアップグレード、SSD換装修理で高速化も提案させて頂いたのですが、今回は空き容量アップと動作の最適化のみとなりました。
iPhoneをお使いの方はuser→AppData→Roming→Apple_Computerの中身を確認してください。
AppDataは隠しフォルダーになっているため通常は見る事が出来ませんが、隠しファイルを表示するように設定変更が必要です。