電源を入れると「ピー」と鳴り起動不能 NEC GL150CD
水戸市のお客様がウィルス感染したのかパソコンの起動が出来ないとご来店されました。
パソコンはNECのノートパソコンPC-GL150CD、2011年発売モデルだと思われます。
症状は電源を入れると「ピー」と鳴り起動が出来ない、お客様はウィルス感染しているのが原因だろうという事ですが、この症状はキーボードのどこかのキーが押された状態の時に現れる症状です。
外見を見てみると、かなり汚れが...、想像ですが、飲み物零しをしてしまいキーボードの不良を発生させてしまったようです。
お客様の目の前でキーボードを取り外して電源を入れると動作は遅いながらも無事起動に成功です。
キーボード不良の証明が出来ました。
飲み物による汚れがいっぱい
しかし、立ち上がった画面が少し変、画面の背景が真っ黒で画面表示に不具合があります。
また、確実にウィルス感染をしているのが分かります。
使用年数を考慮しても大きくパーツの更新をする必要のある状態です。
保存データも大量にあり、内容を確認するとダウンロードフォルダーだけで何故か300GB以上もありました。
HDD自体は故障は見受けられませんが、使用時間を考えると交換を要します。
動作が遅い事もあるためSSDへと換装修理を行います。
採用したSSDは500GB,ダウンロードフォルダー分を復元しなければこれからパソコンを使って行く事でも十分な容量です。
OSは最新のWindows11をインストール、動作は劇的に速くなりストレスなくお使いいただけます。
汚れたキーボードは、洗浄という方法では解決出来なかったため交換となりました。