i7なのに起動に6分半 T65/EG ひたちなか市
ひたちなか市のお客様がパソコンの動作が異常に遅いとご来店されました。
パソコンは東芝Dynabook T65/EG、2017年10月に発売されたモデルです。
スペック的には、CPUにIntel Core i7と高性能モデルなのに、電源を入れてパスワード入力画面までに約3分半、パスワード入力後に画面が開くまでに約2分、タスクバーにアイコンが表示されるまで更に1分以上と異常に遅いパソコンです。
ストレージには1TBのHDDが搭載されています。
基本的にHDD搭載パソコンは、パソコンを使われている方が定期的にメンテナンスをする必要があり、徐々に動作が遅くなってくるのです。
もしかして?HDDの故障と、簡易検査をするも問題なしです。
使用時間が635時間?、まあこれだけ動作が遅ければパソコンを使うという事にはならないでしょう...。
高性能CPU Intel Core i7なのに...。
当社のご提案は、HDDをSSDへ換装修理、OSは最新のWindows11をインストール、まだ家電量販店の店頭にはWindows11パソコンは存在していないかもしれません。
その前に確認が1点、マイクロソフトアカウントの有無、アカウント、パスワード、サブスクリプションにMS Officeが登録されているか否かです。
サブスクリプションにOfficeがなければ再インストールが出来ないからです。
新たに製品版を購入すると38000円位してしまいます。
遅いながらもマイクロソフトアカウントにサインイン、サブスクリプションを確認すると購入済みにMS Officeを確認する事が出来ました。
これで準備はOK、Windows11のインストールはクリーンインストールを行います。
無駄なアプリは一切入れない!、この方法も劇的高速化には必要な要件なのです。
このモデルは、CPUに第七世代が搭載されているのでWindows11インストールの要件は満たしているのでは?、万が一要件を満たしていない場合でも方法はあるから大丈夫なのです。
電源を入れてPINコード入力画面までに約10秒、PINコード入力後約4秒ほどでタスクバーにすべてのアイコンが表示されて操作出来る状態になります。
起動に6分半も要していたパソコンが約15秒で操作出来るようになりました。
お客様はお買い替えもお考えだったそうですが、劇的に速くなったパソコンに大満足されると思います。
お引き取りに来店され、パソコンを操作した時のお客様の驚きようが楽しみです。