ブルースクリーン 富士通ESPLIMO FH52/D1
城里町のお客様が、電源を入れるとブルースクリーンになり起動が出来なくなったとご来店されました。
パソコンは富士通のモニター一体型PC ESPLIMO FH52/D1、2年ほど前に展示品を安価に購入されたそうです。
安価なパソコンだからと壊れやすいわけではありません。
むしろ、高額な高性能パソコンの方が故障リスクは高いのです。
検査の結果、OSに問題があるためブルースクリーンになり起動が出来なくなっているようです。
初期化をすれば大丈夫なのだが、Windowsに搭載されている初期化機能では購入時のように復元する事は出来ないのです。
その他の問題点としては、起動がものすごく遅いとの事、当然といえば当然なのです。
搭載CPUはIntel Celeron、一番安価なクラスのCPUです。
メモリーの搭載も4GBと多いとは言えません。
保存データの復旧をする必要もあり、修理費用としては大きく変わらないため、動作を速くするためにSSDへと換装修理を行います。
また、OSも最新のWindows11をインストールします。
以前に同型の上位モデルにはM.2ストっとがあったのでデータ転送に速いM.2 SSDを搭載するつもりだったのですが、マザーボードを確認するとスロット自体がありません。
コスト削減なのだろうか...、仕方なく2.5インチタイプのSSD 500GBを搭載する事となってしまいました。
データ復旧&パソコン修理&高速化&OSアップグレード修理完了です。
搭載メモリーが4GBだったのでサービスで4GBを追加し8GBにさせて頂きました。
動作も速くなり、OSも最新、これでこれから数年は問題なくお使いいただけます。
このESPLIMO FH52/D1と同型モデルで2017年~2019年モデルは前に倒れやすく画面が割れるという故障が多いように思います。
パネルを垂直状態にすると前に倒れやすいようです。
画面は斜めにして使われる事で転倒を防止する事が出来るので斜め状態で使われることをおすすめします。